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1月31日の日記から冒険をお楽しみください。本棟からのお客人、わざわざお越しありがとう!すこーし、ショートショートにも飽いたので、ちょいとお遊びに、お付き合いいただければ幸いです。こちらではじめてのお客人、本棟でショートショートなぞ、書き散らして降りますので、ご笑読いただき暇つぶししていただければ幸いです。何処の方にも、1月31日の日記から冒険にお出かけください。
2003年11月10日
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昔昔あるところに、季節の草花が咲き乱れ、小鳥は楽しく歌を唄い、ふりそそぐ日の光も穏やかな、小さな森が有りました。この森の長を務める長老熊には、先の姫、中の姫、末の姫の3人の姫君があり、近頃、長老熊は、跡目を誰に譲ろうかと、悩んでおりました。ある秋の日に長老熊は3人の姫君を集めてこういいました。「かわいい姫たちよ、わしは近頃目もかすみ、毛並みも大層悪くなってきた。跡目をおまえ達に譲りたいと思う。だが、おまえ達の誰に譲ればよいのかわしにはわからない。そこで、ひとつおまえ達を試してみたいと思うのだ。」「お父様!私達になにをせよと言われるの?」百合の香りの吐息をつきながら先の姫はこう聞きました。中の姫は輝くみかん色の瞳をそっとふせながらうなずきました。若葉の色をした髪を持つ末の姫は巻き毛に指を絡ませながら不思議そうにいいました。「跡目ってなあに?」「わしは、この世で一番大事と思うものを探してきてもらいたいのだ。おまえ達が持ってきたものを比べて、誰が跡目にふさわしいかを決めたいと思う。」父熊の言葉を聞くと、先の姫はため息をつき、中の姫はかすかに笑い、末の姫は口を尖らせて「お外は寒いわ」といいました。「お守りにこの金の壷をおまえ達にあげよう。この中には、妖精が住んでいる。妖精はどんなことにでも正しい答えを教えてくれるそうだ。我が家に伝わる宝物だ。これを持って出かけるが良い。」長老熊は、金色の壷を姫君達にわたすと、どっこらしょと腰をおろして、手を振りました。「気をつけるのだよ、おまえ達。皆が無事で戻ってくれることを祈っているから…」寒いからと出かけるのを渋る末の姫を引きずるようにして、先の姫と中の姫はお家の外に出ました。「あたしは賢い竜が住んでいるという森の奥に行ってみるわ。」先の姫が言いました。「あたしは望みがかなう湖があるという洞窟に行ってみるわ。」中の姫が言いました。「あたしは寒いからお家に戻ることにするわ」末の姫はこういうと、あきれる姉姫たちを置いて、さっさとお家に戻っていこうとしました。(12/3の日記へ)
2003年01月31日
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扉を開けると真っ暗でした。これでは先にすすめません。別の道を探さなくては・・・(1/2の日記へ)
2003年01月30日
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先の姫が右の道を進んで行くと、森の奥に丸い扉と三角の扉があるのが見えてきました。丸い扉を開ける(1/30の日記へ)三角の扉を開ける(1/17の日記へ)
2003年01月29日
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火のともされた暖炉の前はあたたかそうです。末の姫はいつものように、絨毯にねっころがろうとしました。(12/27の日記へ)暖炉の火をもっとおこそうとしました。(12/22の日記へ)お気にいりの椅子に座ろうとしました。(1/27の日記へ)
2003年01月28日
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お気にいりの椅子に座わると、いつものくせでうとうとっとしてきます。なんて、気持ちがいいのでしょう・・・しばらくして目を覚ますと、日もだいぶ傾いている様子です。すると、(1/20の日記へ)
2003年01月27日
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「ねえ、ソウジ鬼さん!」末の姫が話し掛けると、こちらを見ようともせずソウジ鬼は忙しそうに、「手伝ってくれるの?」と聞きました。手伝う(1/21の日記へ)手伝わない(12/15の日記へ)
2003年01月26日
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ドアーを壊すには体当たりするしかないようです。体当たりをする。(12/14の日記へ)もう一度あたりを見回す。(12/7の日記へ)
2003年01月25日
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先の姫が左の道を進んで行くと森の奥に金の扉と銀の扉があるのが見えてきました。金の扉を開ける(12/6の日記へ)銀の扉を開ける(1/30の日記へ)
2003年01月24日
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逃げ出そうとする姫をめがけて、大波が迫ってきます。飲み込まれると思ったとき、「待ってお姫様・・」どうどうと追いかけている波の中から、こんな声が聞こえてきました。中の姫が振り返ると、そこには、洞窟の天井まで届くような大きな体をしたモグラがいるではありませんか、不思議なことにモグラの体は青く透き通っていて、まるで湖の水とおなじようです。「お姫様、僕の話を最後まで聞いてくれてありがとう、ここまで来てくれてありがとう、こわがらせたお詫びになにか望みをかなえてあげる。」モグラはこんなふうに言い出しました。「わ、わたし、この世で一番大事なものを、さ、さがしているの・・・」と、まだ震えながら中の姫が答えると、もぐらは目を丸くして「この世で一番大事なもの??」と聞き返しました。姫が冒険に出たわけを話して聞かせると、モグラはおかしそうに笑ってこういいました。「わかったよ、お姫様、じゃああ、これをアゲル。これがこの世で一番大事なものだよ!」というではありませんか。そうしてモグラが姫の手のひらにそっと置いてくれたのは、よく磨かれた1枚のレンズでした。「ほら、レンズを通すと君は僕をよく見える、僕も君をよく見える。」「あ、ありがとう・・」お礼を言いながらも、姫は体の震えが止まりません。「そんなに怖がらずにまた来ておくれ。」最後にモグラはこうつぶやくと、姫に目をつぶるように言いました。姫が軽く目を閉じると、「みかん色の瞳を持つお姫様、いつまでもやさしくね。」という声がすると、まぶたに水滴がかかったような気がして、思わず硬く目を閉じました。(12/18の日記へ)
2003年01月23日
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姫は、空飛ぶ豚さんと一緒にでかけることにして、歩き出しました。豚さんは、姫の周りを飛びながら、森に伝わる話を聞かせてくれました。「この森がまだ林だったころ、一匹のモグラがいたんだ。とてもでっかいもぐらでね、地面を掘るたび地震が起きて、そのたびに孵ったばかりのひよこが、巣から落ちては大怪我をしていたんだそうだ。それが申し訳ないといって、ある日、掘った穴にもぐりこんで、おいおいなき始めたんだ。何日も何日も泣いて、流した涙が大きな水溜りになったんだ。モグラはその水溜りに飛び込んで、そのまま出てこなかったそうだよ。」続きを聞きたい。(12/24の日記へ)もう、聞きたくない。(12/17の日記へ)
2003年01月22日
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「手伝うわ!」「じゃ、これもって・・」ソウジ鬼が、こういうと、姫の体がどんどん小さくなっていき、ソウジ鬼と同じ背丈になったではありませんか。そうなると、絨毯の広いこと、まるで草原のようです。ソウジ鬼は姫にほうきをわたすと、また、せっせと掃く始めました。姫も負けずとはき始めます。「さーさーっ」「さーさーっ」掃き続ける軽快な音が響く中、ソウジ鬼はどんどん姫から遠ざかっていきます。姫も夢中で掃きながら追いかけるのですが、どうしても追いつけません。「ふーーー」姫が汗をぬぐってため息をついたとき、遠くの方から「ありがとううう!!!」とかすかに声が聞こえてきました。「それはお礼だよ・・お姫様。」ふと、気が付くと、末の姫は相変わらず良く燃える暖炉の前に立っていました。足元の絨毯はさっき見たときより、確かにきれいになっているようです。そして、さっきまでほうきを握ってきた手には、ほうきの替わりに小さな手鏡がありました。姫は鏡を見ながら額にかかる若葉色の巻き毛を払いのけて、こういいました。「大事なものってこれ??」すると、(12/18の日記へ)
2003年01月21日
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「なんじゃ、お前は、こんなところで、なにをしておる。」末の姫は帰って来た父熊に見つかってしまいました。「大事なものを探して来るまでは、もどってきてはいかんぞ・・」つまみだされてしまいました。(12/2の日記へ)
2003年01月20日
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つんつん・・・・姫は兵隊が被っているバケツ型の帽子をつついてみました。「なんだね」と、兵隊は姫の方を見上げて聞きました。「この道を行けば賢い竜にあえるのかしら?」姫がこう聞くと、一斉に兵達がこちらを振り返り、「こっち」と合唱すると、また向き直ると足並みを揃えて、歩きはじめました。兵隊たちを追いかける(12/13の日記へ)兵隊たちを追いかけない。(1/5の日記へ)
2003年01月19日
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「迷いましたの、何度も・・」すこし、恥ずかしそうに姫がいうと、「そうじゃろう、そうじゃろう・・」賢い竜は満足そうにうなずくと「苦労もまた必要じゃからの。」といいました。「さああ、この玉をお取り。もののわかったお姫様。」先の姫はうれしそうに竜から玉を受け取るとこういいました。「森の賢い竜さん、なにかお礼をしてさしあげたいのだけど・・」「では、わしの額にキスしておくれ。」竜は、楽しそうにこう答えました。「チュ!」先の姫が、森の賢い竜の額に、軽くキスをすると、百合の香りが小屋中に漂いました。「善きかな善きかな・・・」竜がまたガラガラと割れ鐘のような笑い声を響かせると、竜も小屋も火がはぜている暖炉もみるみるうちに消えてゆきました。(12/18の日記へ)
2003年01月18日
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扉を開けるといい香りがしました。パンの香りのようです。おや、姫の目の前に焼き立てのパンがバスケットに盛られて置いてあるではありませんか。パンに塗るようにと蜂蜜の壷にスプーンも添えられています。パンに蜂蜜を一塗りして、いただく。(12/11の日記へ)パンに蜂蜜をニ塗りして、いただく。(1/3の日記へ)パンに蜂蜜の壷に浸して、いただく。(12/5の日記へ)
2003年01月17日
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動けなくなった姫をめがけて、大波が襲ってきました。「きゃあああああ・・・」波に巻き込まれて気を失った姫が気が付くと、そこは洞窟の前でした。(12/4の日記へ)
2003年01月16日
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わたしは、「ソウジ鬼からもらった手鏡」を、末の姫はいいました。(12/1の日記へ)
2003年01月15日
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台所には姫たちが帰ってきたときの用意でしょうか、たくさんのご馳走が並んでいます。テーブルの上には、丸々とあぶらの乗った鮭、片手ほどもある栗、肉厚なきのこ、頭が痛くなりそうな甘い蜂蜜・・・などなど、食いしん坊の末の姫は我慢できません。ちょっとだけ味見だけと手を出して、食べ始めてしまいました。「うーん。おなか一杯。もう食べられない・・・」末の姫は満足そうにつぶやきました。テーブルの上はからっぽ・・・。すると、(1/20の日記へ)
2003年01月14日
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おもちゃの兵隊たちは、おいちにおいちにとどんどん森の奥に入っていきます。「ねええ、どこまで行くの??」と中の姫が聞いたとたん、兵達たちは「解散!!」と叫ぶやいなや、ばらばらと駆け出し、あっといウまに誰もいなくなってしまいました。後に残った姫はしかたなく、壷の妖精に賢い竜のいる場所を聞くことにしました。「壷の妖精さん、賢い竜がいるのはどこなの??」壷がかすかに震えると、中から「三角の扉を開けて。お姫様…」という声が聞こえてました。(1/29の日記へ
2003年01月13日
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ちらと、姫は壷を見ました。そんな姫を見て、竜は、「わしのことを疑ったな・・だから、蜂蜜のついた熊は大好きじゃといったのに、ほれ、本当じゃぞ!」といい、ぱっくり開いた竜の大きな口の中に、先の姫は飲み込まれてしまいました。「きゃああ!」姫は悲鳴を上げて気絶してしまいました。気が付くと、お家のまえに戻っていました。(12/3の日記へ)
2003年01月12日
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「わしも大好きだぞ!」竜はほえました。「だが、蜂蜜のついた熊はもっと好きだぞ!!」ぱっくり開いた竜の大きな口の中に、先の姫は飲み込まれてしまいました。「きゃああ!」姫は悲鳴を上げて気絶してしまいました。気が付くと、お家のまえに戻っていました。(12/3の日記へ)
2003年01月11日
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洞窟の中は妙になまあたたく、奥の方からかすかに風が吹いてくるようです。中の姫はここに望みがかなう湖があるのかどうか壺の妖精に聞いて見ようかどうか迷いました。妖精に聞いてみる(1/8の日記へ)妖精に聞かない。(12/10の日記へ)
2003年01月10日
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姫の答えを聞いた豚さんは、「うそをつくのは嫌いだよ。いじわるなのも嫌いだよ。そんなことを言うとなめちゃうぞ!」しかめっつらをして、こうと言うと、中の姫の顔をぺろりと舌で舐めあげました。「きゃああ!」姫は悲鳴を上げて気絶してしまいました。気が付くと、お家のまえに戻っていました。(12/3の日記へ)
2003年01月09日
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「ここに望むがかなう湖があるの?」中の姫が壺に話しかけると、金の壺がかすかに震えると中から、「ここがそうですよ、お姫様。」という、声が聞こえてきました。姫が顔を上げると、目の前に、透き通った青色の湖が、静かにあるではありませんか。まんまんとたたえられた水は冷たくすんでいます。姫は、湖の水をちょっと、なめてみました。それは、ほんの少しだけしょっぱくて、先ほどのモグラの話が思い出されました。「かあいそうに・・・」姫がこうつぶやくと、突然ざわざわと湖があわ立ち始め、波ひとつなかった湖にどんどん波は高くなってきます。怖くなった姫は、あわてて逃げ出そうとしました。(1/23の日記へ)モグラのお化けがでてくるのかと思ってぞっとするともう体が動きません。(1/16の日記へ)
2003年01月08日
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わたしは、「賢い竜からもらった玉」を、先の姫はいいました。(12/1の日記へ)
2003年01月07日
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裏口は硬く鍵がかかっていてはいれません。別の方法を探さなくてわ・・・・(12/2の日記へ)
2003年01月06日
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金の壷を持ち直すと、中を覗き込みながら「壷の妖精さん、おもちゃの兵隊たちはわたしを本当に竜のところに連れて行ってくれるの??」と聞きました。壷がかすかに震えると、中から「いいえ。お姫様…」という声が聞こえてました。姫が妖精に聞いているうち、おもちゃの兵隊たちは、おいちにおいちにとそのまま森の奥に入っていって見えなくなりそうです。(1/13の日記へ)
2003年01月05日
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「わしも一番好きだぞ!」竜はほえました。「だが、蜂蜜のついた熊はもっと好きだぞ!!」ぱっくり開いた竜の大きな口の中に、先の姫は飲み込まれてしまいました。「きゃああ!」姫は悲鳴を上げて気絶してしまいました。気が付くと、お家のまえに戻っていました。(12/3の日記へ)
2003年01月04日
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二塗りではもの足りないので、もう一塗りする。(12/5の日記へ)しない。(12/25の日記へ)
2003年01月03日
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先の姫が森の奥を目指して進んで行くと、行く手には分かれ道が見えてきました。右の道を行く(1/29の日記へ)左の道を行く(1/24の日記へ)
2003年01月02日
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「こんにちは」中の姫はいいました。「やああ、こんにちは!君は僕のおかあさんなの??」紫色の豚さんはこういいました。びっくりした姫君はこう答えました。「ええ、そうよ」(1/9の日記へ)「いいえ、ちがうわ」(12/16の日記へ)「わからないわ」(1/9の日記へ)
2003年01月01日
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「君がこれから行こうとしている湖は、実はそのモグラの泣いた跡なんだよ」空飛ぶ豚さんは続けます。「湖に着いたら、そのかあいそうなモグラのことを思い出してね。」豚さんは話を終えると、瞬く間に空に舞い上がって消えていきました。ふと、気が付くと、大きな洞窟の入り口に着いていました。中の姫は洞窟に入ってみることにしました。(12/10の日記へ)
2002年12月31日
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「こんにちは」中の姫はいいました。「やああ、こんにちは!君は僕のお友達なの??」黄色の豚さんはこういいました。びっくりした姫君はこう答えました。「ええ、そうよ」(12/16の日記へ)「いいえ、ちがうわ」(1/9の日記へ)「わからないわ」(1/9の日記へ)
2002年12月30日
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わたしは、「透明モグラからもらったレンズ」を、中の姫はいいました。(12/1の日記へ)
2002年12月29日
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窓は小さくて先の姫は体がつかえてはいれません。別の方法を探さなくてわ・・・・(12/2の日記へ)
2002年12月28日
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おや、絨毯の上でなにかうごくものがいます。なんだろうか?末の姫が良く見るとそれは、ちいさなソウジ鬼でした。誰もいないときに部屋の掃除をしてくれる働き者で、今も、一生懸命掃除の最中のようです。ソウジ鬼に話し掛ける(1/26の日記へ)ソウジ鬼に話し掛けない(12/15の日記へ)
2002年12月27日
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「わしもとっても好きだぞ!」竜はほえました。「だが、蜂蜜のついた熊はもっと好きだぞ!!」ぱっくり開いた竜の大きな口の中に、先の姫は飲み込まれてしまいました。「きゃああ!」姫は悲鳴を上げて気絶してしまいました。気が付くと、お家のまえに戻っていました。(12/3の日記へ)
2002年12月26日
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「我慢は体によくないぞ!!!」突然、我が鐘のような声が聞こえてきました。蜂蜜を塗り欠けのパンを手にしながら、先の姫が上を見上げると、森の奥に住むといわれる賢い竜がうろこをきらめかせながら、こちらを見下ろしているではありませんか。「蜂蜜は好きか??」竜は目を細めながら聞いてきます。「大好き!」(1/11の日記へ)「とっても好き!」(12/26の日記へ)「一番好き!」(1/4の日記へ)
2002年12月25日
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「モグラがいなくなると森になる前の林はすっかり静かになって、みんなはとてもよろこんだんだ。でもね、誰もどうして急に静かになったのか、そのわけはまったくわからなかった。何でも知っているって評判の鹿の大将は『森の妖精たちが戦争を止めたんだ、勝ったのは土の妖精さ。』と言い出して、皆に妖精の居場所を聞かれて困っていたし、世界中を旅して来たと自慢する鯉の親分は『わしには、聞こえるぞ。今でも唸り声を上げて地面は動いておる。』といって嫌がられていたし、森一番の年寄りの松ノ木の主は『これから、大きな地震がおこるんだ。その前に止んでいるだけさ。』といって皆を怖がらせていた。こんな、具合で誰にも本当のことはわからなかったんだ。」続きを聞きたい。(12/31の日記へ)もう、聞きたくない。(12/17の日記へ)
2002年12月24日
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「こんにちは」中の姫はいいました。「やああ、こんにちは!君は僕のお嫁さんなの??」ピンク色の豚さんはこういいました。びっくりした姫君はこう答えました。「ええ、そうよ」(1/9の日記へ)「いいえ、ちがうわ」(1/9の日記へ)「わからないわ」(12/16の日記へ)
2002年12月23日
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暖炉の火をもっとおこそうとすると、火の中になにか動くものが見えます。なんだろうか?末の姫が良く見るとそれは、ちいさな火トカゲでした。火の中にいてよく燃えるようにしてくれる働き者で、今も、一生懸命炎の中を飛び回っているようです。火トカゲに話し掛ける(12/8の日記へ)火トカゲに話し掛けない(12/15の日記へ)
2002年12月22日
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書斎には足の踏み場もないほどに本が積み重なっています。「大事なもの・・・」「大事なもの・・・・」独り言をいいながら、末の姫は探し始めました。しかし、あまりに足場が悪すぎます。『良い熊になるための100か条』をみようと、『正しい毛並みの整え方』をどけたとき、思わず『あなたにささげる熊の純情』第3巻をふんずけて、ころんでしまいました。「どしーん・・・」「いたーいん・・」末の姫はちょっと涙が出たようです。と、そのとき、「ずっずずっ・・・」と上からいやな音がしました。「きゃあああああ・・・」バランスを崩した本が、どざどざとなだれのように姫の上に落ちてきます。あわてて、姫は書斎から逃げ出しました。すると、(1/20の日記へ)
2002年12月21日
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「こんにちは」姫はいいました。「・・・・・・・」兵隊は何も言いません。あきらめて別の道を探す。(1/2の日記へ)この兵隊をつついてみる。(1/19の日記へ)
2002年12月20日
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「まっすぐまいれましたわ!」誇らしげに先の姫が答えると、賢い竜はまたガラガラと大きな声で笑いました。「お姫様、それでは、この玉は差し上げられんな。もっと経験を積むがよかろう・・」竜は笑いながら姫にむかってこういいながら、煙のような鼻息をふーーーと吹きかけてきました。「きゃあああああ・・・」姫が思わず目をつぶると、「またおいで・・・」と、声がしたようです。目を開けると、森に戻ってきているではありませんか。(1/2の日記へ)
2002年12月19日
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「おおお、もどってきたな。無事でよかった」気が付くと、お家の前に戻っていました。父熊の長老熊は、家の前に、椅子を持ち出して、娘たちの帰りを今か今かと待っていた様子です。「姫よ、お前は何を持って帰ったのじゃ??」賢い竜からもらった玉(1/7の日記へ)透明モグラからもらったレンズ(12/29の日記へ)ソウジ鬼からもらった手鏡(1/15の日記へ)
2002年12月18日
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「じゃああ、これで僕は帰るよ。その湖が見つかるといいね・・」空飛ぶ豚さんは話を止めると、瞬く間に空に舞い上がって消えていきました。ふと、気が付くと、なんと家のまえに戻っていました。(12/3の日記へ)
2002年12月17日
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姫の答えを聞いた豚さんは、「どこに行くのお姫様?」と聞きました。「望みがかなう湖がある洞窟にいくのよ」と姫が答えると、「僕も一緒に連れて行って!」と空飛ぶ豚さんは言いました。一緒に行く(1/22の日記へ)一緒に行かない。(1/9の日記へ)また、今度行こうという。(1/9の日記へ)
2002年12月16日
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じーっと見ている姫を無視するつもりなのか、ちっとも、こちらをみようとはしません。しびれがきれてきた姫が話しかけようとしたとき、(1/20の日記へ)
2002年12月15日
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「どーんんん!!!」「きゃああああああ・・・」末の姫は固いドアーに跳ね返されて、気絶してしまいました。しばらくして気が付くと、(1/20の日記へ)
2002年12月14日
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