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Oct 2, 2004
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カテゴリ: 英語・翻訳
第2回にしてタイトルを変更…^^;。
ネイティブの発音をうわべだけ真似することの弊害は確かにあり、コメントにもいただいたので、あっさり方向性を変えて、「知る」ということで進めていこうと思う。

「講座」などというえらそうなタイトルを冠したことを後悔しているが、いちおう専門的に学んだことを、私なりの解釈で楽しくお話ししたい。いわば、自分自身の確認のための覚え書きともいえるが、英語の絵本を音読するときにも、きっと役に立つと思う。

前回は「音変化」についての内容で、そのままいろいろ提示していこうかとも思ったが、やはり個々の音の大切さを示すことも必要なので、今回は「w」と「y」の話。

日本人にとって「r」と「l」の聞き分けが難しいというのはよくする話だが、発音する場合は、明確に舌の位置が異なるので、きちんと訓練すれば、誤解されない発音を身につけるのはだれでもできる(…と思う)。(どちらも日本語のラ行とは異なる位置である)

それに比べると、「w」と「y」の発音は、自分ではできていると思っているのに実際はできていないことが多い、盲点の発音。

「w」の場合:

日本語のワ行よりも、ずっと緊張感の強い音。

「wood」の「woo」を「うっ」と発音している人が多いが、この「w」は相当口をすぼめて、タメを作る必要がある。口の筋肉をしっかり使って、最初はできるだけ小さな小さな丸をつくる。「w」という子音から「oo」という母音に移行する感覚がつかめればOK!(…だと思う)。



w, w, w, w, window! などと、運動部の基礎練習のようなことを繰り返ししていると、口の筋肉が鍛えられて、上手になるかも??(自分でやったことはないが…汗;)

「y」の場合:

昔日本語のヤ行は、「や○ゆ○よ」の○の部分にもちゃんと文字が入っていた。(自分のパソコンで打ち出し方がわからないのが残念だが…)

おそらく「y」で始まる発音が「い」と「え」の代わりに存在したのであろう。

英語の「yes」「yen」「yellow」などは、「イエス」「エン」「イエロー」と発音する人が多いが、どれも「やゆよ」の最初の音を強めにしたような音で始めなくてはダメ。「ゆ」を最初に付け足すつもりで発音したら、うまくいくかな?(…またいらぬことを書いて怒られそうだが…音の出し方を言葉にするのはとても難しい!!)

理屈がわかったら、あとはネイティブの発音と自分の発音を比べて、練習あるのみ!

この二つの音「w」と「y」が無意識に出せるようになったら、かなりそれまでよりも英語らしい発音になるはずである。
******

ということで、今回は個々の音に焦点を当てましたが、「音変化」の話ほどダイナミックさがなく、地味な話だったかも…。

でも、コメントにいただいたように、ひとつひとつの音を大切にして、一語一語はっきりと発音することは、ノンネイティブが英語を話すときにはとても大切なことだと思います。





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Last updated  Dec 10, 2004 10:31:18 PM
コメント(6) | コメントを書く


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Re:ネイティブの発音を知る講座2(10/02)  
elion  さん
こんばんは。
続くと言うことですので、最後まで読んでからコメントさせてもらおうと思っていましたが、先に意見が出ましたので、私も書かせていただきます。
しゃべるのが上手いのと上手そうに聞こえるのとは違います。後者は往々にして日本人に聞かせるためのことが多く、いわばごまかしでネイティブには下品に聞こえることがあります。
フランス語になりますが、トップ通訳といわれる人でも決して発音はネィティブなみとはいきません。しかし、それゆえにクレームがつくことはありません。それよりも使用する語彙、構文のほうが評価の対象になるようです。私の知っているある日本人はフランス人から、フランス人よりもフランス語が上手いと言われますが(よくあるお世辞ではありません)、発音はせいぜい中級といったところです。
これは日本語で考えてもわかることだと思いますが。
(Oct 2, 2004 05:37:31 PM)

Re[1]:ネイティブの発音を知る講座2(10/02)  
メーベル  さん
elionさん、こんばんは。
たいへん丁寧なコメントをいただき、ありがとうございました。

>しゃべるのが上手いのと上手そうに聞こえるのとは違います。後者は往々にして日本人に聞かせるためのことが多く、いわばごまかしでネイティブには下品に聞こえることがあります。

昨日は「ネイティブっぽい英語」などというタイトルで、あたかも後者を奨励するような書き方をしていたこと、深く反省しております。
自分自身のスタンスとしては、elionさんと同じで、内容が高度であれば、発音が日本語的でも全くかまわないと思っており、そのことは、日記やコメントなどで、いろいろなところに書いているつもりです。
昨日の日記のタイトルはちょっと自虐的、かつ、なるべく多くの方に読んでほしいという下心によるものでした。本当にすみません。

事実、昨日はコメントこそ少なかったもののご訪問者の数はいつもの倍近くになり、発音に関心のある方々が多いことを感じました。

「ネイティブのような英語」に過剰の信仰があるような風潮はとても危惧しています。
elionさんを始めとする語学に堪能な方々が、このような率直なご意見をお寄せくださり、このHPを訪れた方たちがそれを読んで、ネイティブ信仰を考え直すきっかけになれば、とても喜ばしいことだと思います。

外国語を話す際は、(日本語的であっても)なるべくはっきりとした発音で相手に伝えるべきだと思いますが、リスニングにおいては、崩れた発音であっても聞き取らねばならず、発音の規則性などを知っていれば役立つことも多いと思いますので、そのような見地から日記を続けていきたいと思っています。

今後ともご指導、どうぞよろしくお願いいたします。
-----
(Oct 2, 2004 06:35:07 PM)

Re:ネイティブの発音を知る講座2(10/02)  
ひま999  さん
私もネイティブの発音に憧れて、ずいぶん練習をしたくちです。(笑)
で、発音を練習するのに何回も何回も、よく聞いて真似して自分の発音を確認して・・・とやっているうちに、ネイティブがよく落とす音やリエゾンするところがだんだん分かってきました。自分の話す発音だけでなく、聞く耳も良くなったみたい。
「話す」は「読む」とは違うので発音がいいからといって話すのが上手とは言えないと思います。「話す」には相手に通じる発音ができれば十分であって、ネイティブ並みの発音である必要はない、というのが私の考えです。私は、同じ日本語なのに関西弁はどうしてもネイティブ並に話すことができません。でも通じるからいいかなーって思います。
あ、この講座の趣旨と違うことを書いてしまいました。。。すみません。 (Oct 2, 2004 07:27:24 PM)

Re[1]:ネイティブの発音を知る講座2(10/02)  
メーベル  さん
ひま999さん

>私もネイティブの発音に憧れて、ずいぶん練習をしたくちです。(笑)
>で、発音を練習するのに何回も何回も、よく聞いて真似して自分の発音を確認して・・・とやっているうちに、ネイティブがよく落とす音やリエゾンするところがだんだん分かってきました。自分の話す発音だけでなく、聞く耳も良くなったみたい。

音の違いに敏感かどうかという点には個人差があり、敏感な方は自分の発音とネイティブの発音の違いを認識して、いろいろと音を出しているうち、自然にネイティブに近い発音になっていく…。それは一種の能力ですよね(^-^)。

音声の専門家は、その過程を学問的に研究するわけですが…。

>「話す」は「読む」とは違うので発音がいいからといって話すのが上手とは言えないと思います。「話す」には相手に通じる発音ができれば十分であって、ネイティブ並みの発音である必要はない、というのが私の考えです。

そうですね。下手に発音だけネイティブに近いと(ひまさんのことではないですよ)、本当は言いたいことを伝える能力が高くないために言葉足らずになってしまっているのを理解されず、不愉快な思いをさせてしまうような危険性もあるし、ひとくちにネイティブといっても様々な発音があるので、真似する対象を間違えると、品のない発音になってしまったり…といった問題がありますね。

>私は、同じ日本語なのに関西弁はどうしてもネイティブ並に話すことができません。でも通じるからいいかなーって思います。

関西弁って、移りますよね^^;。
でも関西の方たちから見ると、全然違うらしくて、私のエセ関西弁は許せないみたい…(笑)。

言葉には音声と意味と構造という要素が必ずあるわけで、どれか一つだけできていればよいということはないんですよね。
(Oct 2, 2004 11:25:36 PM)

ごめんなさい。  
elionさんがおっしゃるように最後まで待ってからと思ったのですが水を差した形になって申し訳ありませんでした!!

>しゃべるのが上手いのと上手そうに聞こえるのとは違います。後者は往々にして日本人に聞かせるためのことが多く、いわばごまかしでネイティブには下品に聞こえることがあります。

elionさんの表現は正にその通りだと思います。私なんかも十代の頃に砕けた話し方を覚えた時何だかカッコイイ感じがして嬉しかったのを覚えていますが直ぐに恥ずかしくなってしまいました。

発音は良ければ良いに越した事はありませんが発音を重視してしまって肝心の文法や使用する語彙が貧困では意味がありません。これはいつもメーベルさんもおっしゃっていますが本当にそうだと思います。

ただ、発音は綺麗に越した事はありません。しかしどれだけの人が綺麗な発音と言うのを本当に理解できるのかが私の素朴な疑問です。日本語っぽくない発音=綺麗な発音ではないというのも常に誤解を受けてるような気もします。砕けてれば砕けてるほど早ければ早いほど発音が綺麗だと信じて疑わない方も多いですが本当に綺麗な発音はどんなにゆっくりと話しても乱れる事はありません。
発音も話し方もその人の性格を表すものなので自分のパーソナリティーに合った人の真似から始めるというのも手かもしれませんね。

(Oct 4, 2004 12:34:55 PM)

Re:ごめんなさい。(10/02)  
メーベル  さん
さーもんぴんくちゃんさん

>発音も話し方もその人の性格を表すものなので自分のパーソナリティーに合った人の真似から始めるというのも手かもしれませんね。

そうですね。以前とあるロックミュージシャン(確かイギリスの)のグループのお世話をする機会があったのですが、あまりに傍若無人、サイテーでした。
でも、そういうのに憧れている人にとっては、そういう人たちの話しっぷりを真似したくなるだろうし、逆にあまり上品な話し方をしていても、浮いてしまうでしょうね^^;。

適材適所?ってことで…。
-----
(Oct 5, 2004 09:24:18 PM)

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