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今年の宮城県の公立中高一貫校の適性問題は、正直なところ理解に苦しむものでした。どこかの問題集からそのまま持ってきたような一問一答式に近い問題が多く、今までとは傾向がまるで違っていたからです。そういう問題がダメだとはいいませんが、それでいて状況設定だけは相変わらず複雑です。まるで正答率を下げるために、意地悪しているような印象でした。解釈の仕方が難しいのですが、問題の質が大幅に低くなったと取れなくもありません。なぜ出題傾向が大幅に変わったのかわかりませんが、あえて予測するならば、来年度から小学校の教科書が変わる影響でしょうか。来年度から新しい学習指導要領が施行され、今までの知識を否定するかのような偏った指導要領とは違ったものになります。宮城県の県教委は、とにかく文科省の方針に忠実なのが特徴ですからあり得る話です。だとすると、公立高校入試のほうも大幅に変わる可能性が高いと思います。特に、社会は知識問題が増えて、かなりバランスのとれた出題になる可能性があります。正直なところ、最近の社会の問題はかなり偏った出題傾向なので、そうだとすれば、大歓迎です。小学校とは違って、教科書が変わるのは再来年度ですから、今の中2が受験する時からかもしれませんが。
2011.01.29
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中1・中2の一斉コースが定員に達しましたので、現在お問い合わせいただいていただいている方を最後に、募集を停止させていただきます。個別コースについては、まだ若干の空きがありますが、既に定員に達している曜日、時間帯も多くなっています。大変申し訳ありませんが、今入塾のお申し込みをいただいた場合、3月第1週目までは、曜日、時間帯のご希望にそえない場合があります。3月第2週目以降は、少し余裕ができると思いますので、ご了承ください。
2011.01.26
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再来年から、宮城県の公立高校入試が新しい制度のもとで行われることになります。具体的には推薦入試が廃止になり、前期・後期制が導入されることになります。県教委が実施したアンケートによると、推薦入試は高校、中学どちらにおいても評判が悪く、廃止を求める声が一番多くなっていました。中学校においては、実に全体の3分の2が「廃止すべき」という回答だったようですから、制度の変更は当然でしょう。私も推薦入試の廃止自体には賛成です。ただ、新しく導入される前期・後期制は、すでに全国各地で導入済みのところが多く、「受験生に大きな負担を与えることになる」「不合格者が大量に発生する」などの問題点が指摘されています。それで、入試機会を一本化したり、前期メインの形(後期は二次募集のような形になるので、一本化に近い)に変更したりする都道府県が多くなっています。恐らく、宮城県においても、県教委の面目を保つために、新しい入試制度が何年かは維持されるでしょうが、いずれ全国的な流れにのる形になるでしょう。だとすると、ここ20年ほどの間に、≪一般入試のみ(一部学科を除く)≫≪一般入試+推薦入試≫≪前期・後期制≫≪入試機会一本化(一般入試のみ)≫というように制度が変わり、結局もとに戻ってしまうことになります。それだったら、最初から入試制度を変えないほうが良かったと言われかねません。なぜ、こんなことになってしまうのでしょうか?
2011.01.24
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先日、「親と子の最新大学受験情報講座」という本を購入しました。上は理系編ですが、文系編もあります。ざっと読んでみましたが、具体的な参考書や模試の名前をあげた上で、本音で話している内容が多いので、受験生やその保護者の方にとって、ためになる話が多いと思います。ただ、意図的なのかそうでないのかはわかりませんが、首をかしげたくなるような内容もところどころにありました。例えば、東北大や阪大の合格者で早慶の理工学部が不合格になっている生徒が多いのに、ダブル合格者の進学先は圧倒的に国公立大のほうが多いという事実から、「早慶の理工学部は難易度が高い割に人気がない」と結論づけていますが、これはかなり強引です。こういったダブル受験をするのは、大半が国公立第一志望の生徒だからです。国公立が第一志望の場合は、センター試験を考えて私立入試では不要な地歴・公民や国語の勉強も続ける必要があります。それに対して、私立の理工学部は英・数・理だけやれば良い場合がほとんどですから、私立大の受験に関しては、かなり無駄な勉強をしていることになります。それで、不合格になる生徒多いのは当然でしょう。つまり、私立大受験者が100m走の選手のようなスペシャリストなのに対し、国公立大受験者は10種競技の選手のようなゼネラリストなのです。100m走の選手が10種競技の選手に100m走で勝ったからといって、「レベルが高い」と判断しても意味はありません。逆に、国公立大のほうが人気があるという判断も疑問です。早慶の理工学部が第一志望なのであれば、すべり止めとして受けるのは、明治大など、他の私立大になります。国公立と難関私立大ダブル受験の生徒の大半が国公立大第一志望なわけですから、そちらを選ぶのは当然なのです。最近は景気が悪いこともあって、国公立大に人気が集まっていることも、特に理系にその傾向が顕著であることも事実です。ただ、ダブル合格者の進学先のデータがその現状を正確に反映しているかのように話を進めていくと、誤解を招いてしまうのではないでしょうか。ちょっと批判めいたことを書いてしまいましたが、全体的にはなかなかおすすめの本です。塾の本棚の中に入れておきますので、塾生で興味のある人は読んでみてください。
2011.01.17
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