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2013.04.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ブログはずっと放置していましたが、
久しぶりに更新します。



3月30日(土)の河北新報に、
次のような興味深い記事が載っていました。


http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130330t11028.htm

要約すると、
「宮城県公立高校前期選抜に対して、批判が噴出している」
という記事です。

主な意見としては、


「不合格のショックで弱気になり、後期選抜で
受験校のランクを下げる生徒が目立った」
「全ての子に志望校を複数回受ける機会を与えてほしい」
「評定値の基準は中学校によって異なり、
指標としては不適当だ」

というようなものがありました。

基本的に、私も前期選抜には問題点が多いと考えます。
それなのに、高校教育課側では、
教育委員会の定例会で、
「中学生が積極的にチャレンジしようとしている」
と、まるで良い点ばかりであるかのような

非常に認識が甘いと言えるでしょう。

ただ、河北新報の記事中の批判の中には
見当はずれのものや、
都合がよすぎるものがあるのも事実です。

例えば、「門前払いをされて生徒が傷ついた」

誰もが自由に出願できるようにしたら、
生徒の傷はさらに深くなるでしょう。

それに、そもそも、「受験」である以上、
志望校にいけない生徒が出るのは仕方がありません。
それで傷つくのが問題だというのであれば、
生徒が希望すればどこの高校にでも
入れるような制度にするしかありません。
それが無理な要求であることは明らかでしょう。

また、「全ての子に志望校を複数回受ける機会を」
という意見は、心情としては理解できますが、
そう都合よくはいかないのが現実です。
今の制度のまま全員が複数回受験できるようになったら、
前期選抜の倍率はさらに跳ね上がり、
不合格者の数もさらに多くなってしまいます。

その問題を解決するには前期選抜の定員を増やし、
定員のうち大半を前期で決める形に
する必要がありますが、
そうすると前期選抜が終わった後、
合格した生徒は勉強に対する意欲をなくしてしまい、
2~3月の中学校の授業が形骸化しかねません。

また、今回はスペースの関係で割愛しますが、
それ以外にも様々な問題がありますので、
国公立大の一般入試のように、
「前期選抜の定員を増やして、
誰もが2回受験できるようにする」
のは難しいと思います。

いずれにしても、入試に限らず、制度を変えた場合には、
必ず問題が発生します。
ただ、悪い点ばかりではなく、
良い点も必ずあるわけですから、
全て一緒にして、「問題だ」と批判するのではなく、
どこが良くて、どこが悪いのかを
個別に検証するべきです。

今回の入試制度改革にしても、
「合否判断基準が明確になった」
「基準が曖昧な推薦入試制度が廃止された」
というような良い点があります。

県教委もマスコミも偏った意見に固執せず、
もっと良い点、悪い点について細かく議論し、
より良い入試制度に変えていくことを望みます。





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Last updated  2013.04.01 14:48:35
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