地を這う虫

2023/02/04
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カテゴリ: ジャズ以外の音楽
関西地方にも大雪が降った日にハードオフで購入した3枚の中古レコードのうちの二枚目の紹介です。一枚目は

一昨日買ったレコード "久保田早紀 / 天界" (CBS SONY 27AH 1011)

で紹介しました。

US盤で既に所有しているレコードの日本盤です。280円(税込み)と安く、ジャケット、盤面ともにきれいだったからUS盤と日本盤の比較視聴でもすっかな、と思って買いました。

さきほど、A面一曲目の有名なヒット曲「It's So Easy」だけ両盤を比較視聴しましたが、レコードをプレイヤーに載せ替えるタイムラグがあるので私の駄耳ではほとんど差異は見いだせず。レコードのカッティングレベルもほぼ同じでした(アンプのボリュームを同じ位置にして再生した結果、SPから流れる音楽の音圧(音量)はほぼ同じでした)。音圧をもっと上げていけば、両盤の差異を感じられるかもしれませんが、騒音苦情発生は避けるべきですね。まぁ、しいて言えば、曲の冒頭のバスドラのキック音の質感やエレギ(electric guiter)の歪ませた音のリアル感においてUS盤がやや優位かな、てな印象ですが、まぁUS盤信仰によるバイアスの影響でしょうな。

音質に顕著な違いを見いだせませんが、アルバムジャケットの色合いは全然違います。日本盤の方が明るく濃い色合いで、US盤の方はセピア調で儚い感じがします。ジャケットの紙厚は日本盤の方が分厚く重くしっかりしています。ジャケットの色合いはセピア調では日本人の受けが悪かろうとに日本の制作会社が判断したかもしれませんね。ようしらんけど(笑


画像の左側が日本盤、右側がUS盤です。



日本盤のレーベル



US盤のレーベル




で、、、

音楽は素晴らしいです。世界中でかなり売れたアルバムだと思うので、当然と言えば当然か。Linda Ronstadtは好きなシンガーなので、レコードを3~4枚持っています。全てUS盤です。同じアルバムをCDでも購入したい気持ちはあるのですが、ネットオフでは品切れ状態が継続中です。だから、比較的新しいアルバムの中古CDを1枚購入しましたが、出来はイマイチな感じでした(苦笑

日本盤の方を購入後、両面通じて3~4回聴きました。音楽は大雑把に言えばカントリー・ロックあるいはカントリー風味を効かせたロックてなものだと思います。年齢を重ねた今はA面/B面ともに最後の曲で取り上げてる「カントリーそのもの」の曲が一番印象に残ります。特にA-5の 「I Never Will Marry」 はスーパーグラマー(デカ○イ)のDolly Partonがハモリを付けてて素晴らしい。Dolly Partonは見かけによらず可愛らしい歌声です(コレコレ






Linda Ronstadt Simple Dreams

レーベル: Asylum Records 6E-104
フォーマット:レコード, LP, Album, Stereo, PRC, Richmond Pressing, Gatefold
国: US
リリース済み: 1977年

収録曲
A1 It's So Easy
   Written-ByBuddy Holly, Norman Petty  2:27
A2 Carmelita
   Written-By Warren Zevon        3:07
A3 Simple Man, Simple Dream
   Arranged By [Strings] David Campbell

A4 Sorrow Lives Here
   Written-By Eric Kaz           2:57
A5 I Never Will Marry
   Arranged By Linda Ronstadt
   Written-By Traditional         3:12

   Written-By Joe Melson, Roy Orbison  3:57
B2 Poor Poor Pitiful Me
   Written-By Warren Zevon        3:42
B3 Maybe I'm Right
   Written-By ? Robert Wachtel       3:05
B4 Tumbling Dice
   Written-By Keith Richards, Mick Jagger 3:05
B5 Old Paint
   Arranged By Linda Ronstadt
   Written-By Traditional         3:05

 ※B3~B5が全て3:05となってますが、間違いです。B5のみ3:05でB3とB4はもう少し短い曲です。さっき、ストップウォッチで計測したので間違いないです。

クレジット
Acoustic Guitar Dan Dugmore (曲: A1, A2, B2), Linda Ronstadt (曲: A5, B5), Waddy Wachtel (曲: A2, A5, B1, B3)
Backing Vocals Don Henley (曲: B1), Herb Pedersen (曲: B5), John David Souther (曲: B3), Kenny Edwards (曲: A1, A2, B1, B2, B4, B5), Larry Hagler (曲: B2), Linda Ronstadt (曲: A1, B5), Peter Asher (曲: A1, B3, B5), Waddy Wachtel (曲: A1, A2, B3, B4)
Bass Kenny Edwards (曲: A1 to A3, B1 to B4)
Cello Dennis Karmazyn (曲: A3)
Clavinet Don Grolnick (曲: A1, B2)
Cowbell Rick Marotta (曲: B1)
Dobro Mike Auldridge (曲: A5, B5)
Double Bass Richard Feves (曲: A3)
Drums Rick Marotta (曲: A1 to A3, B1, B2, B4)
Electric Guitar Dan Dugmore (曲: B4), Waddy Wachtel (曲: A1, A2, B2 to B4)
Electric Piano Don Grolnick (曲: A3, B1)
Electronic Drums [Syn-Drums] Rick Marotta (曲: A2, B1, B2)
Harmony Vocals Dolly Parton (曲: A5)
Mandolin Kenny Edwards (曲: B1)
Marimba Steve Forman (曲: B1)
Organ Don Grolnick (曲: A2)
Shaker Rick Marotta (曲: A3)
Slide Guitar Waddy Wachtel (曲: B4)
Steel Guitar Dan Dugmore (曲: A3, B1)
Tambourine, Maracas Peter Asher (曲: B2)
Viola David Campbell (曲: A3)
Violin Charles Veal* (曲: A3)





"It's so Easy (2017 Remaster)"


"I Never Will Marry (2017 Remaster)"


"Dolly Parton Linda Ronstadt Emmylou Harris - The Sweetest Gift"


↑の動画ではLinda Ronstadtは西部の田舎のねえちゃん感が半端ないです(苦笑
Wikipediaによれば彼女はアリゾナ州ツーソン出身。「生い立ち」のとこが非常に面白いので全文転載させてもらいます。
三人の中ではEmmylou Harrisが一番の美人(日本人の感覚では)だと思います。彼女の歌声も素晴らしい。15年くらい前、名古屋栄のロック・バーで学生時代の友人と飲んでた際、店のTVにEmmylou HarrisのMusic Videoが流されました。私は彼女の名前と歌は少し知っていたので、友人に「エミール・ハリスは結構ええよな~」と言ったら、「エミール・ハリスやなか。エミルー・ハリスったい(キリッ!)」とツッコまれてしまいました。その友人は一年ほど前に鬼籍に入ってしまった(合掌


------------------ 転載開始 -------------------

生い立ち
父方の曾祖父がドイツからの移民[1]。曾祖父はメキシコ人と結婚。リンダは4人兄弟の3番目。父親は金物店経営で成功したが、若い頃はラジオ番組やクラブにも出演した歌手だった[1]。父は子供たちに幅広く様々な音楽を聴かせた。母はギルバート&サリバン(アーサー・サリヴァンとウィリアム・S・ギルバート)の大ファンで、リンダもラジオから流れる50~60年代のヒット曲に親しむ[1]。音楽的背景としてペギー・リーやビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンなどの女性ジャズシンガーが挙げられ[2]、最も影響を受けた歌手としてはメキシコのランチェーラ歌手・ローラ・ベルトラン(英語版)を挙げている[1]。 中学時代から、かなりのツッパリ[3]。『タイム』のインタビューで「子供の頃からブリジット・バルドーが大好きで、どうしたらBBのようにセクシーになれるか、そればかり考えていた」などと話し[3]、カトリック系の学校で、太ももに答えを書いてカンニングして、試験官の若いお坊さんが目をそらしている隙に答えを書いたりして、尼さんたちにずいぶん睨まれたという[3]。 1960年代初めにフォークブームが到来し、リンダはジョーン・バエズを愛聴し、兄と姉との3人組でツーソンのコーヒーハウスやクラブで歌い始める。地元のフォーク・シーンの中心人物だったのがボブ・キンメルで、 14歳のリンダの歌声を聴いて、一世代に一人しか現れない歌声と認識したという[1]。

------------------ 転載終了 -------------------





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Last updated  2023/02/04 05:26:17 PM
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