地を這う虫

2023/05/16
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カテゴリ: オーディオ
株式会社オーディオテクニカ(audio-technica)の

一部製品の価格改定に関するお知らせ

について全く知りませんでした(汗・・・

オーディオ業界の情報を日々チェックするなんて、こととは無縁な生活ですので。

値上げ対象商品は上記の公式お知らせ内に記載があります。対象商品の中からレコード再生用カートリッジ関係のみを以下にコピペします。



デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジAT-ART20
デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジ(空芯型)AT-ART9XA
デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジAT-ART9XI
VM型(デュアルムービングマグネット)ステレオカートリッジVM540ML
VM型(デュアルムービングマグネット)ステレオカートリッジVM750SH
VM型(デュアルムービングマグネット)ステレオカートリッジAT-VM95E

VM型 交換針ATN95E
VM型 交換針ATN91R
MC型カートリッジ 針交換AT33Sa ハリコウカン
MC型カートリッジ 針交換AT-ART20 ハリコウカン
MC型カートリッジ 針交換AT-ART9XA ハリコウカン
MC型カートリッジ 針交換AT-ART9XI ハリコウカン



値上げ前後の価格表示がないのですが、値上げ製品の価格改定率は2%~63%と記載されています。63%というのは、かなりとんでもない値上げですな。

オーディオテクニカは多種のレコード再生用カートリッジを製造してますが、値上げ対象製品はかなり少ないです。なんでですかね? VM型のVM540MLは私が所有しているもので、時々使用します。同じくVM型のVM750SHは一年近く前に購入してますが、未開封のままです(苦笑

VM750SHが未開封なのは、ヘッドシェルへのセットアップ等が面倒くさいのと常用カートリッジであるDENON DL-103に特段の不満がないからです。それに加えてDL-103とは別のMCカートリッジを購入したいなぁ~~という願望がずっとあり、新しいMCカートリッジを購入した際にはVM750SHをヤフオクで新品未開封品として売り飛ばす選択肢を残しておきたいな、という思惑があったからです。ですが、もうすぐ購入から1年間経過するので万が一初期不良があった際に無償保証が受けられる内に、ヘッドシェルに装着して動作確認だけはしておこうかいなと思い始めておりました。

昨日はYahoo Shoppingの「5のつく日」でペイペイポイント増額デイでした。中古CDを2枚購入しました。ポイント還元考慮後の価格は1900円ほどです。一枚はMiles Davisの2枚組CDなこともあって、結構高かったです(笑



デュアルムービングコイル(MC)ステレオカートリッジ AT33PTG/II希望小売価格 ¥79,200(税込)

です。

昨夜、「5のつく日」が終わる23時過ぎに買い物かごをチェックすると

価格が約57000円(税込み)でペイペイボーナスが約10000円で実質4.7万円くらいでした。ヤマダ電機のYahoo Shoppinngサイトでした。在庫はなく「お取り寄せ」となってました。Yahoo Shoppingではありませんが、ヨドバシでは在庫有りでポイント還元考慮後の価格は実質5.2万円くらいでした。

う~~~ん。ヤマダ電機に注文出しておこうかいな~~と10秒くらい考えたのですが、止めました。こん時はオーディオテクニカ製品の値上げ情報を全く知りませんでしたし、もし知っていても値上げ対象製品リスト外だから「今買っておかないと値段が上がって後悔するかもしれんぞ、どうするどうする(家康 笑)」という逡巡もしなかったでしょうね。

先に、『MCカートリッジを買うならこれくらいしかないよね、5万円未満で魅力ある製品、ネット情報で評価が高いものって、これくらいだよね』って書いたのですが、私がこの製品にイマイチ購入モチベーションが高まらない理由は以下です。同じシリーズのテクニカのMCカートリッジである

AT33ML/OCC

Audio Technica AT33ML/OCC ¥38,000(1993年頃)






で、、、、、

今日、Yahoo Shoppingの買い物かごをチェックするとヤマダ電機のAT33PTG/IIの価格がいきなり79200円に値上がりしてました。ペイペイボーナス還元は「5のつく日」じゃないので9400円程度。実質7万円。「5のつく日」でも実質6.5万円くらいでしょうね。ヨドバシカメラをチェックすると、こっちも販売価額が値上がりしてて、定価から値引きなしでポイント還元が10%あるだけになってました(汗

この製品は値上げ対象商品リストにないじゃんかよ。おかしいんでないの??

ここからは、私の単なる推測に過ぎずエビデンスは全くない話です。
オーディオテクニカは先に書いた「値上げ対象製品」以外について販売店への卸価格を10~20%上げることを販売店、ヤマダ電機のような大型量販店に対してもそのように通告し了解を得ているのではないのかな、と思います。見かけ上、「値上げ対象製品」を非常に限られたものに限定してますが(カートリッジ関連についての話)。
最近アナログレコードの人気が再燃てな状況ですが、カートリッジに5万円以上を出費するユーザーの数なんてしれたものだとは思います。オーディオ雑誌を立ち読みするとレコードプレイヤーで300万円とか500万円とかの商品もあるし、カートリッジも10万円なんて当たり前、30万円、50万円、100万円なんて製品もありますな。主に海外の富裕層向けの製品だと思いますが、国内の富裕層のオーディオマニア(バカともいう)の高齢者が買うんでしょうね。富裕層の高齢オーディオマニアが絶滅(コレコレ)した時点で、この業界も終わるような気がしますな。金銭感覚が狂ってますわ!。もちろん、製造コストの高騰、販売数が限られている、熟練技術者がどんどんリタイアしていき後継者不足、オーディオマニアの高額商品信仰、オーディオ評論家というほぼ詐話師の悪行(コレコレ)、etcが絡んだ話なんですが、如何なものかとは思います。

そういうことで、大手メーカーのOEMでセラミックカートリッジ(昔の安物のレコードプレイヤーに付いていたもの)やMMカートリッジを製造してた中電(中部電力株式会社ではありません)という会社に注目しています。1万円前後で買える自社ブランドのMMカートリッジの評判は結構良さげです。

CHUDEN





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Last updated  2023/05/17 06:21:11 AM
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