地を這う虫

2023/06/04
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5月4日に亡くなったハードボイルド小説家の原寮氏を偲んで、彼の第二作で第102回直木賞受賞作である「私が殺した少女」を昨夜から再読し始めました。初読は東京在住時の15年くらい前なので、小説の内容は全く記憶なし。だから、楽しめます。

今夕までに420頁ほどある小説の120頁くらいまで読み進みました。今のところ、かなり面白いです。話のプロットはかなり良いと思います。文章のキレもいいと思います。後年の作のように「少しくどい、ちょっと臭い、ざーとらしい(わざとらしい)セリフ」を私立探偵・沢崎は吐きません。ハードボイルド小説の王道の矜持を維持しているように読めます。まぁ、第二作でセリフが臭くなったらダメダメだし、それではさすがに「直木賞」はゲットできんでしょうな。ちょっと偉そうな物言い過ぎたかな・・・(苦笑












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Last updated  2023/06/04 07:15:05 PM
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