現在の価格で3.5万円くらいするDENON DL-103、同じく4~4.5万円くらいするaudio-techinicaのVM750SHに比べて、中電の1万円のMG-3675の方が音が良い、なんてことは全くありませんが、オーディオ機器がむやみに高額化している昨今、町工場製、純made in JAPANの1万円のカートリッジからこれだけの音が出れば十二分に素晴しいですわ! これマジです。
Art Pepper "Meets The Rhythm Section" Roy DuNannによる素晴しい録音、当時のMiles Davis Quintetの"The Rythm Section"の3人を従えたArt Pepperの超名盤です。MG-3675はいい音で鳴らしてます。文句はありません。
Marlena Shaw "Acting Up" 半世紀近く前のFusion系Jazz Vocalです。今聴いても全く古臭くありません。MG-3675の音はよかですわ。余談ですが、アルバムジャケットは水濡れ起因のシミで悲惨な状態です(涙 B面最後の曲は"Theme From "Looking For Mr. Goodbar" (Don't Ask To Stay Until Tomorrow)"です。映画「ミスター・グッドバーを探して」のテーマ曲ですね。当時すごく人気があった女優ダイアン・キートンの主演映画です。映画館で観たような気もするし、観ていないような気もします(苦笑