地を這う虫

2026/06/08
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カテゴリ: ジャズ
下の方に貼ったJazzのオリジナル盤コレクターさんのYouTube動画がお薦めにでてきたので見たら、Sonny Rollinsが先月末ごろに亡くなったという話をされていますた。享年95歳とのこと。まぁ、大往生と言っていいでせうな😄

Sonny RollinsはJazzのTenor Sax奏者で超Big Nameです。Wikipedaは↓

Sonny Rollins(ソニー・ロリンズ)


Rollinsは大好きっていうほどのTenor Sax吹きではありませんが、まぁ彼の代表作と言われるものを中心にレコードを5枚ほど、CDも4~5枚くらいは持っています😅 その全てが1950年代と1960年代録音のものです。その中で私が最も好きなアルバム、最も出来が良いと思うのは今日取り上げる、彼の代表作、モダンジャズの代表的アルバム百選には必ず選出されるだろう傑作の"Saxophone Colossus"(Prestige)です。

音楽内容について語るのはめんどくさいし、その能力もないのでパスします。まぁ、一言だけ書けば、「これぞモダンジャズ」「これぞジャズのテナーサックス」という音楽で、ジャズを聞き慣れていない方でもすんなりと耳に入ってくる音楽です。Rollins以外はPiano TrioがバックにつくQuartet編成なんでRollinsの図太い音のサックスを堪能できます。Backは一流どころばかりなんで、そちらの演奏も楽しめます。特にDrumsのMax Roachが素晴らしいと思います。あ~~~、このアルバムのレコーディングの四日後にMax Roachは当時双頭バンドを組んでいた天才Trumpeterの Clifford Brown を自動車事故で失います。享年25歳の若さですた😭


私の所有レコ-ドは1979年に東芝からリリ-スされた日本盤・ モノラル です。










で、、、
ここからは音楽ではなく音の話なんですが、Rollinsの追悼をかねて久しぶりに(多分数年ぶり)にこの モノラル ・レコードを聴くので、久しぶりにモノラル再生用カートリッジのDENON DL-102に交換しました。普段はステレオ再生用のDENON DL-103を常用しております。






なんですが、再生音がかなりイマイチな感じ。モノラルの音の厚みみたいなものがあまりなく、Tommy FlanaganのPiano音もなんとなく歪みっぽい(特にA面)。Prestigeの同じモノラル国内盤のMiles Davisの何枚かのレコードはもっと音が良かった気がするなぁ😓😓 B面のPiano音はA面よりは多少ましなんですが、やはり全般的に薄味の再生音です。ただ、Max Roachのタイコの音は両面通じてなかなか良かったです。シンバル音はかなり良くないけど😓

ということで、東京在住時に買った数十枚のCDのうちの一枚でこのアルバムを聴いてみますた。
全体的にはレコードよりはモノラルらしい厚みのある音で、トミフラのピアノ音の歪みっぽさもかなり少ない感じですた。ただ、Max Roachのタイコ音はレコードの方が若干勝ちかなぁ、って感じっす。



↓私の所有CD(Prestige - UCCO-9001 The Best 超限定¥1,100 2007年4月11日リリース)









で、、、(二回目😅)

「サキソホン・コロッサス」「オリジナル盤」ってKWでネット検索すると、AERA DIGITALの↓の記事が見つかりますた。AERAは日本人の敵、クソ・オールドメディアの代表核 朝日新聞系ですが😡💢、一応目を通してみますたよ。ライターは原田和典氏で私は知らない人でしたが、ネットで調べると雑誌「ジャズ批評」の元編集長で現在は音楽評論家のようです。


ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』 2013/03/26/ 00:00 原田和則


この記事には

>ちなみにこのアルバム、先日、私が調べたところによると1976年にビクター音楽産業(当時。以下ビクターと略)から新譜として発売されています。その前は東芝音楽工業(当時)が国内盤の発売元でした。76年の次に、品番と売価を変えて、やはり、ビクターからリリースされたのは1984年のことです。つまり8年間、“サキコロの新譜”は出なかったわけですね。

とあるが、Discogsの データ から見て、原田氏の文章は明らかに間違ってますな。というか、私の所有盤自体が氏が「つまり8年間、“サキコロの新譜”は出なかったわけですね。」と書いた8年間にリリースされてまんがな😰 当時はDiscogsがネット公開されなかったのかもしらんが、ジャズ専門誌の元編集長の肩書を持つライターとしてはかなり恥ずかしいことですわな。



>私が中古レコード店で見つけた『サキソフォン・コロッサス』は、東芝音楽工業盤でした。レーベルは緑、そこに青色のプレスティッジ・レーベルのロゴ(道路標識のような、イカリのような)が載っています。
>
>(中略)
>
>A面1曲目からいきなり、モコモコのドラムスの音が耳に飛び込んできました。ピアノは毛布をかぶったみたいで、ベースはダンゴ状。サックスの音もカーテンの向こうから聴こえてくるようです。参ったな、と思いました。私は活字で得た知識を元に、モダン・ジャズの黄金時代である1956年でこの古臭い音質はおかしい、名匠ルディ・ヴァン・ゲルダーがこんなひどい音で録音するわけはない、と思いました。



と書いているが、この当時、東芝音楽工業盤の「サキソフォン・コロッサス」はDiscogsによればLPR-8850(1973年リリースと1979年リリースの二種ある)しかないから、私の所有盤と同じ気がしますな。

私の所有盤はピアノの音は歪みっぽいし、サックスの音もイマイチで厚みのない痩せた音だが、タイコの音は悪くないぞ。モコモコじゃないよ。


次に、原田氏は


>(中略)
>
>なんでこんなに違うのか、と不思議に思うと、根が凝り性なものですから、真相に迫りたくてどうしようもありません。結果、いくつかの知識を得ました。
>
> ※NG部分も含めて、演奏の模様をまるごと収めたオリジナル・セッション・テープがある(親)。
>
> ※そのセッション・テープをアルバム用に編集したオリジナル・マスター・テープがある(子)。
>
> ※レコード会社はそれをコピーして各国の発売元に配るので、原レーベルの所在国以外でのプレスは基本的にコピー・テープを使用したものとなる(孫)。
>
> ※それらは再発されるごとに使われるから、当然ながら磨り減っていく。
>
> ※60年代半ば、アメリカの多くのジャズ・レーベルがモノラル録音を電気的にステレオ化する“擬似ステレオ”方式に取り組んだ。生き物でいえばDNAをぐちゃぐちゃに破壊された状態である。
>
> ※日本も当初は擬似ステレオ化に追随したが、やがて粟村氏などが猛反対、それを受けてか“アメリカで擬似ステレオ化されたマスター・テープを日本独自にモノラル化”した再発盤が登場する。しかし一度破壊されたDNAは二度と最初の形に戻ることがない。
>
> ※つまり擬似ステ、および擬似モノは、音質の良い・悪いを云々する以前に音響的に論外。
>
> FMで《モリタート》を聴いた私は、音楽ぶち壊しのマスター・テープからLP化された中古盤と、アメリカの倉庫から見つけ出したオリジナル・マスター・テープを使用したCDを比べて、なんて音が違うんだ、と驚いていたわけです。


と書く。

なんだなんだ❗😨


私の所有レコードはアメリカの疑似ステレオ化されたマスターテープ → そのコピーテープを日本で疑似モノラルに再加工 した音源なんか❗😡😱


アナログ音源をアナログ加工で疑似ステレオ化されたものは原理的に元のモノラル音源には戻せない(はず)。ましてや、アメリカでどういう加工、処理で疑似ステ化したかの技術情報を日本が入手して作業したかどうかも疑わしい。要するに東芝盤(LPR-8850)は位相情報なんかがぐちゃぐちゃになった音源なんで、トミフラのピアノ音が歪みぽかったり全体に厚みのない音なんじゃねえの?

カートリッジをわざわざDL-102に変えたのに、あれ、モノラルってこんな音やったけ?と感じたのはそういうことだったのか💢

以上の考察が正しいとすれば、東芝の商売は最悪と言わざるを得ない。
なぜなら、私の所有盤(1979年リリースのLPR-8850)よりも前、1975年~1976年にはビクターが「MONO」と明記した日本盤レコードをリリースしてるじゃないか❗ だから、原田氏の説に従えば、ビクターはアメリカからモノラルのマスターテープを探し出してきてオリジナル音源のモノ盤をリリースしている。なのに、東芝は版権の関係もあるんだろうが1979年に疑似モノ盤をしれっとリリースしている(1973年盤の再プレスという位置づけなんかなぁ)。東芝はステレオともモノラルとも表記していないので詐欺ではないが、このあたりに詳しくないジャズファンをだまくらかす詐欺まがい商法と言わざるをえんやろ💢





disk unionの  ジャズオリジナル盤買取リスト【PRESTIGE NYC】


によれば、"Saxophone Colossus"(Prestige)のオリジナル盤の買取価格は20万円だそうです😵。まぁ、盤面、ジャケットともに新品同様の最高ランク盤の価格なんで、あれこれ不良部分をマイナス査定して安く買おうとするんでしょうけどね。いずれにしても買取価格がこの値段だから販売価格は25万円以上(最高ランクの場合)じゃないんすかねぇ😰 どんだけ音が良かろうとレコ-ド一枚にそんな大金を使う人はちょっとアレな人達なんじゃないっすか😓


"JAZZのオリジナルレコードを古いJBLで鳴らしてみます ( Sonny Rollins )"
rick sack










Discogs記載の情報を適宜編集したものを以下に貼っておきます。


"Sonny Rollins – Saxophone Colossus"

レーベル: Prestige – LPR-8850
フォーマット: レコード, LP, Album, Reissue
国: Japan
リリース済み: 1979年

収録曲
A1 St. Thomas           6:45
A2 You Don't Know What Love Is  6:28
A3 Strode Rode           5:13
B1 Moritat             10:04
B2 Blue Seven           11:17

会社名など
製造元 – Toshiba EMI Ltd

クレジット
Bass – Doug Watkins
Cover – Hannan*
Drums – Max Roach
Liner Notes – Ira Gitler
Mastered By – RVG*
Piano – Tommy Flanagan
Recorded By – Van Gelder*
Supervised By [Supervision] – Bob Weinstock
Tenor Saxophone – Sonny Rollins




"Sonny Rollins - St. Thomas (Official Audio) from Saxophone Colossus"
Sonny Rollins


"You Don't Know What Love Is (Rudy Van Gelder Rudy Van Gelder Remastered 2006 / Shared ISRC)"
Sonny Rollins


"Strode Rode (Remastered 2006 / Shared ISRC)"
Sonny Rollins


"Moritat"
Sonny Rollins


"Blue 7 (Rudy Van Gelder Remaster 1956)"
Sonny Rollins





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Last updated  2026/06/08 06:57:31 PM
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