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さとヌーさん
ヴィーナスひろりんさん大きく肩で間隔が数秒しかない息が段々とか細くなり、カミさんが静かになりました。
カミさんは1月5日午後9時、私と息子に見守られながらこの世に別れを告げました。
10月7日から2泊3日で卵巣癌で溜まった腹水を抜いて有効なものだけをまた身体に
戻すというCARTという処置で入院。
しかし、また腹水が溜まり一週間後にある病院の緩和ケア病棟に入院しました。
ステロイド剤による治療で一時期安定した状態となりましたが12月23日からの鎮静剤を
投与してから段々と弱っていきました。そして1月5日を迎えました。
平成19年9月、カミさんはあるスーパーでパートで働いていました。
9月何日だったか記憶がありませんが突然体調を崩し1週間パートを休み
寝込んでしまいました。
その原因を調べるべく病院で診てもらうと乳癌と診断されました。
さらにそのあと、卵巣癌も発覚。
それから6年近く、抗癌剤治療、放射線治療などで頑張ってきましたが昨年の9月、パートで
知り合った友人とランチを楽しんで帰ったその日、お腹が張るといって体調を崩しました。
それは腹水が溜まり始まる前兆だったのです。
今回、カミさんは覚悟しました「もう、抗癌剤治療はしません」、
そして「延命治療もしません」と医師に言いました。
それでいいのと私が問いかけた答えは「もういい、そろそろ人生を終わりにしたい」でした。
緩和ケア病棟に入院したカミさんは1ヶ月ほどは元気でしたが、段々と食欲がなくなり、
そして声も出なくなってきました。
一滴の水分を摂ることができなくなって10日以上、それでもカミさんは頑張ってくれました。
お通夜、葬儀は現実のものとは思いたくありませんでしたが、
今、カミさんがいなくなった私は 何かが欠けたような、
そして心にはポッカリと穴が空いたような気持ちです。
是から、息子(一人は一人住まい中)との二人暮らしとなりますが日に日に寂しさが
募ってくるのでは ないかと思っています。
料理をすることは苦にならない私ですが、毎日義務的にするとなるとそれは別、
カミさんが入院してから二ヶ月半、「このような暮らしになるんだよ」と、
それを教えてもらったような気がしています。
カミさんの最期の言葉は息子を一人ずつ枕元に呼んで言った
「生まれてきてくれてありがとう、幸せになってね」でした。
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