くまサブロウのブログ

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2025.05.28
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テーマ: 枕(300)
カテゴリ: 睡眠


こんにちは、くまサブロウです。
最近「自分に合った枕ってなんだろう?」と気になって、まずは 枕の歴史 を調べてみました。
思った以上に奥深くて面白かったので、ぜひ皆さんにもシェアしたいと思います。



​​ 枕のはじまりは「石」だった?〜古代の枕事情〜

古代エジプト(紀元前 3000 年頃)


エジプトでは、なんと ** 石や木でできた「ヘッドレスト」 ** が使われていました。
頭を乗せるというよりは、 首を高く保ち、虫などから守るため だったようです。
また、神聖な意味合いもあり、 ミイラにも枕が添えられていた 記録があるんですよ。


古代中国


中国でも、陶器や青銅製の枕が使われていました。
当時は夢に神秘的な意味があり、「 良い夢を見るための道具 」としても重宝されていたようです。




​​ 日本での枕の進化〜奈良時代から江戸へ〜


奈良・平安時代


日本では「木枕」や「箱枕」と呼ばれる 木や竹でできた硬い枕 が主流でした。
これは、寝ている間に 髪型や着物が崩れないようにするため のもので、
特に貴族女性にとっては礼儀作法の一環だったとか。


江戸時代


江戸時代になると、女性の「日本髪」を守るために 高枕 が広まりました。
庶民の間では、 そば殻を詰めた柔らかい枕 も登場し、ようやく快適性が意識され始めます。




近代以降の枕は「快眠」重視へ​


明治〜昭和初期


綿や羽毛など、 柔らかくて体にフィットする素材 が使われ始めました。
洋風の生活様式に合わせ、形状も少しずつ西洋化していきます。


現代(平成〜令和)


現在は、 低反発・高反発ウレタン、ジェル、パイプ素材、オーダーメイド と多種多様!
特に近年は、首や肩の負担軽減など、 健康を意識した設計 が重視されています。




​​ 枕の役割の変化をまとめると



時代


主な目的


素材


古代


頭の固定、虫除け、宗教的意味


石、木、陶器


中世(日本)


髪型保持、礼儀作法


木、竹


近代


快適さ重視


そば殻、綿、羽毛


現代


健康維持、睡眠改善


ウレタン、パイプ、ジェルなど




おわりに:快眠への第一歩は「歴史を知ること」​


枕は、ただの寝具ではありません。
人類は昔から「どうすれば心地よく眠れるか?」を追求し続けてきたんですね。
次回は、 自分に合った枕の選び方 についても記事にしてみようと思います!


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
良い眠りと素敵な夢を 🍵 ​​






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最終更新日  2025.05.28 06:14:25
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