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2005年12月23日

Webエントリーシート自動解析システム

いわゆる、 Webエントリーシートと呼ばれるものです。
書類式のエントリーシートに比べて、利便・経済性に優れているということで、非常に画期的な方法だといえます。
しかし、比較的新しいシステムであるので、Webエントリーシートにまつわるウワサは数多くあります。
その中でも有名なのが、自動解析システムの存在ではないでしょうか。
自動解析システムとは、簡単に説明すると…
エントリーシートを自動的に採点してくれるシステムのことです。
コンピューターがエントリーシートを採点する。
まったくもって不思議なことではないでしょうか。
感情・思考を持たない機械が、どうやって人物を評価するのか。
答えは簡単です。
採用者側から、採点基準がインプットされているのです。
つまり、あるキーワードが書かれていた場合、点数が加点されるようにできているのです。キーワードはいろいろあると思いますが、有名なものをいつくかあげると…
「優勝」「入賞」「留学」「TOEIC」...etc.
などではないでしょうか。
詳しくは知りませんが、なにかキーワードの設定ができるのかもしれません。
たとえば、海外志向の高い企業では…
「英検」「留学」「TOEIC」「TOEFL」
などのキーワードが、他のキーワードに比べて高評価されている可能性もあります。
もちろん、あくまでも可能性の範囲ではありますが。

エントリーシート自動解析システム。
採用側の限界があるとはいえ……
つまらないシステムですね。
中身が読まれないで、キーワードだけで採点される。
それは裏を返せば、内容がなくてもキーワードのあるエントリーシートは高く評価され、内容があってもキーワードのないエントリーシートは低く評価されることを意味します。
これでは、履歴書本来の意味が変わってきてしまいます。
とはいえ、大企業などには何万人という受験者が集まることもザラにあります。
なので、すべてのエントリーシートを採点するのは不可能な場合あります。
自動解析システムは、インターネット上での就職活動がもたらした必要悪なのかもしれません。

最近では、キーワードだけを拾い取るシステムではなく、より高度な解析システムが開発されていると聞いたことがあります。
なんというか……
すごい時代ですね（￣□￣；）
将来的には、コンピュータが採用活動をするのではないかとすら思えてきます。

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