ミニコミ 「志」

ミニコミ 「志」

PR

×

Calendar

Comments

indigo.@ Re:地平線の彼方から(05/13) 中学生時代に歌って、1番心に残っている曲…
indigo bird@ Re:地平線の彼方から(05/13) 突然のコメント失礼します。ウン十年前に…
しゅり@ Re:地平線の彼方から(05/13) 私も確か中学生の時に合唱コンクールで歌…
みほまま@ Re:地平線の彼方から(05/13) はじめまして。中学生の頃に学校の合唱コ…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
2004.05.13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 僕の人生の楽しみに一つは、『地平線の彼方から』がマスコミを使わずにどこまで広がるか、ということである。今日校長から、「あなたの『地平線の彼方から』が、音楽科の会報に楽譜入りで紹介されていたわよ。」と、話があった。

 音楽科の中村先生から「ここは言いだしっぺが創るのがいいんじゃない?」との一言。夜の職員室で小1時間、集中した。3段階連想法というものを使った。地平線、銀河、などの言葉から、一気に詞が書けた。ちょうど理科の授業で、宇宙を題材にしていたこと。野辺山にある巨大な電波望遠鏡のパラボラアンテナと八ヶ岳の映像が僕の頭の中にあった。一番気に入ったところは、「何億年もの時間をかけて、用意された私たちの出会い」というフレーズだ。中村先生は「バラード調の曲にしたいね。」といって、持って帰った。
 翌日、「ちょっと音楽室に来て。」と中村先生。「こんな感じ。」とピアノを弾いてくれる。「おお~。なかなかいいじゃん。」でも、後半の歌詞が合わない。その場で曲にあわせて書き換える。空き時間が終わり、次の授業の生徒達が入ってくる。生徒達も、2人のやり取りをじっと見ている。当の2人はそんな事お構いなく続ける。
 「できた!」「みんな、ちょっと歌ってくれる?」その場で、口伝えで生徒に歌ってもらう。「へえ~、いいじゃん、いいじゃん。」と生徒達。
 中村先生が、昼休みに楽譜に起こしてくれる。それを印刷して、6校時の学年集会に間に合わせる。その場で歌唱指導。生徒達に染み通っていくのがわかる。学年集会のあと、1枚も楽譜が落ちていなかったのが印象的だった。次の日、2番の歌詞が出来た。その年の自然教室は、テーマソング『地平線の彼方から』が、くすぶっていた火種に吹き込まれた酸素の役をした。その後、秋には3部合唱の曲になり、学年の歌となった。
 その学年が3年生になった夏、横浜で初めての全国学校レク研究大会が行われ、オープニングイベントの「子どもと親と先生のふれあいサマーコンサート」のラストにこの歌を全国の先生と共に歌った。ステージには当時の3年生60名が、横浜市学校レクセミナーの先生達と上がってくれた。
 それがきっかけになって、『地平線の彼方から』は全国に広がった。卒業式でもいろんなところで歌われた。歌は作った本人の意思とは全く別に、命を持ち始める。歌う人の想いが歌の中に込められ、歌い継がれていく。全く知らないところで、この歌が歌われていたりして、びっくりすることがある。去年もまったくかかわりのなかった中学校の生徒達から、合唱コンクールで歌った感想がたくさん送られてきて感動した。
 僕自身も、自分の人生のいろんな場面で、いろんな人たちとこの歌を共有してきた。たくさんの思い出がつまっている歌だ。中村先生は42歳癌で亡くなられた。通夜の会場には、野辺山に行ったときの生徒達400名が歌った『地平線に彼方から』のテープがずっと流れていた。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.05.14 01:17:00
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: