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飽きっぽく、諦めが早い私。壁にぶつかっても、乗り越えようとかぶち壊そうとか思うことはまず無かった。しかし、約10年前、料理の世界に入ってどうしても回避できない壁に遭遇。それがオムレツだった。朝食番としてまだ夜明け前、出勤する。その前にオムレツを2~3個作る。朝食のスタンバイをする。その前に2個。朝食が始まる。慌しい中、先輩の目を盗んで1個。朝食の時間が終わり、皆が休憩に行く。ランチ前のいっときの静寂の中、2個。全然出来ない。全然イメージ通りにいかない。先輩に見せることもできない。そんな毎日が続いた。永遠に続くんじゃないかと思った。それでも飽きなかったなぁ。諦めようとも思わなかった。今でも時々食べたくなる。時々作って、思い出す。あの頃の、料理長の声や、先輩の眼差しや、鍋のぶつかる音。いつの間にか、オムレツになってた、夢中だった毎日。
2009年09月02日
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お盆が過ぎ、やっと夏らしい陽射しになったなぁと思ったのもつかの間、吹き抜ける風は、もう秋です。。そして、食材はどんどん秋色になっていきます。が、まだまだ作っていない夏料理がというわけで、桃のシャーベットを作りました。お盆明けに美味しくなるあかつきという品種の桃は果実が緻密で硬め。種の方までピンク色。丸ごとザクザク切って凍らせて、ミキサーにかけるとトロンと甘いシャーベットになります。実は、この桃。皮にはカテキンが豊富。カテキンと言えば、がん予防や老化防止に効果があると言われるポリフェノールの一種。このシャーベットは皮ごと丸ごとだから、皮に含まれる栄養成分も丸ごと。こんなカワイイピンク色をしてるけど甘くてカワイイだけじゃないのですカテキン豊富なシャーベットで夏の終わりに、夏の疲れを癒しておこう。まもなくですよ、食欲の秋
2009年08月25日
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女川港で秋刀魚の水揚げが始まりました。今年も秋刀魚の季節です。秋刀魚といえば断然『塩焼き』でしょうお刺身も蒲焼もマリネも揚げ出しもコンフィも煮付けもどんなに美味しく調理したってこの塩焼きの美味しさにはかないませんピチピチと弾けながらジュ~ッと滴る脂・・・しょう油を落とし大根おろしをたっぷり掛けて・・・う~~ん。日本人でよかった高校生だった頃。秋刀魚を、さぁ食べよう、と思った瞬間電話が鳴りこの、ジュ~ッとしょう油をかけるタイミングを逃がしたと本気で憤慨している友人がいた。あの頃は、まだピンと来なかった子供だった私。秋刀魚を食べると、必ず思い出し、あの頃の彼女に共感する。そうだよ、この瞬間がたまらない今ではバリバリ仕事をこなしながら3人のカワイイ子供たちの立派なお母さん。彼女は覚えているだろうか
2009年08月21日
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夏の定番、トマト料理に欠かせないもの。スイートバジル。2~3枚摘み取って冷たいトマトスパゲッティにちらすと甘い芳香とピリッとした辛味がシンプルなトマトソースのアクセントになります。艶やかな葉っぱは摘んでも摘んでも次から次に大きくなってトマトのパスタにも飽きた頃松の実や胡桃、にんにくとオリーブオイルでジェノバペーストに。いろんなきのこをたくさん入れたペペロンチーノに絡めると胸を空くような香りを存分に堪能できます。毎年、このあたりで、夏も終わりを迎え、夏の定番料理も出番がなくなるのだけど摘心と摘蕾をうまく続けると意外と長持ちするバジル。今まではペーストをひたすら作って保存していたけど、ちょっと調べたらバジルの塩漬けも良いらしい。きちんと水気を取って塩に漬け込めば色も香りも1年くらい持つとか。そっか大葉や桜の葉っぱの塩漬けと一緒だ。葉っぱが元気なうちに作ってみよう。
2009年08月17日
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立秋もとうに過ぎ梅雨が明けぬままお盆休みに突入。このままどんよりした天気が続くのかなぁ・・と思っていたら!!やっとせみの声が似合うお天気になりました斯く言う私は洗濯好き。朝早く起きて、家中の洗濯物をかき集め、洗濯機を回す。ベランダいっぱいに広げられた洗濯物が真夏の太陽にはためき、昼までにはもうカラッと乾く。嫌なことがす~っと消えていく。そう、私のストレス解消法なのだ。今年の梅雨時期はひどかった。梅雨の晴れ間・・というのが、ほとんどなかったもの。いつの日か、風が吹き抜ける広い芝生の上で物干し台をたくさん並べてたくさんの洗濯物を干してみたい。洗剤のテレビCMのように・・・。私のひそやかな夢である。
2009年08月15日
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東北の三大祭の一つ、仙台七夕祭りも終わりこまつやの恒例行事『短冊書いて生ビールを飲もう!』も終了。今年もたくさんの方々に短冊を書いていただきましたお祭り気分もすっかり醒めた日曜日の午後七夕飾りを片付ける。今年も終わったなぁ~・・・と一抹の寂しさを感じるものの一枚一枚短冊を外しながらお客様の顔を思い浮かべるのもまた私の恒例行事。家族の健康と幸せ、景気の回復、世界平和・・・初恋の人に出逢えますように!っていうのもあった皆の祈りはさまざまだけど「願いことを胸に、筆を持ち、短冊にしたためる」古来から続く、こんな簡単な所作を通じこまつやに集う方々の幸せを思う「みんなの願い事がかないますように・・・」ひとり微笑みながら、短冊を眺め・・・あ・・・今年も書くの忘れてた
2009年08月10日
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庭で蝉の抜け殻を見つけた。今年は例年よりたくさんあるような気がする。蝉って、何年地中にいるんだっけ。6年?7年?・・ということはこまつやが開店した年に生まれた幼虫?ヨイショヨイショと地中から抜け出し脱皮するときってどんな気持ちなんだろう。やっと!!なのかなぁもう・・・・なのかなぁどんな気持ちで鳴いているのかなぁ・・・今年の蝉時雨はなんだか感慨深い
2009年08月04日
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暑中お見舞い申し上げます梅雨が明けないまま曇り空の下ぼんやりしていたらあっという間に8月。8月といえば七夕ではありませんかっ・・・・っとっということでこまつやでも恒例の生ビール祭りを開催します幼いころを思い出しながらそれでも現実的な切実な思いに筆を握り短冊に願い事を書いた方もれなく生ビール1杯サービス本日3日から8日(土曜日まで)開催しております。暑気払いとも夕涼みともなんとなく気が乗らないお天気。しかし、食材は確実に盛夏から初秋へ移り変わっています。元気の素を準備してお待ちしておりま~す。
2009年08月03日
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『甘熟トマトのコンフィ』真っ赤に熟したフルーツトマト。タイムとローズマリーを散らし、にんにくを少々。オリーブオイルを回しかけ、オーブンへ。じっくりと火を入れると、甘みと旨みがギュッと凝縮する。完熟が甘熟であるのが納得できる一品。
2009年06月17日
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雨があがってしっとりと濡れた庭にユキノシタの花が咲いていた。植物というのは毎年毎年同じ季節に芽吹き同じ花をつけ実を結び同じ時を刻んでいるというのに私は同じ時間を過ごしてせめて毎年同じ実りを残しているのだろうか。あっという間に季節がひと回りしちゃってねぇ~・・・なんて、のん気なことばかりじゃ芽吹いただけで花すらままならない。久しぶりに庭に出て休日の昼下がり。風に揺れるリボンのような花びらを眺めて今年もあと半年。きっと同じような半年が待ち受けているだろうけど今年こそ何か・・・なんて漠然とした決意を密かにつぶやいた。
2009年06月09日
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