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2009年08月01日
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カテゴリ: 楽しいおでかけ
前回の続きです。

茶屋の前で佇んでおられた「先生」
なぜ、絶妙なタイミングだったか、と言いますと、

この吹上茶屋、
お抹茶やお菓子をいただくことができるのですが
同時に、「先生」が撮られた四季折々の六義園の写真をおさめた
アルバムがあるというのです。

数えきれない程通った スズランちゃん も見た事がないそうで、


などとおしゃべりしながら、吹上に到着したら
ご本人登場~
私たちびっくり!


スズランちゃんが、紹介してくださって、
先生と私たち、三人で茶屋へ入ります。


お抹茶とお菓子、そして、先生の撮られた写真のアルバム。
茶屋で、保管しておられます。
茶屋にて


和菓子ファンの皆様のために、アップでどうぞ
金魚がのってて涼しげ~♪

茶屋にて

こちらは、珍しい鳥、ヤツガシラ。
5月ころ、この六義園に数日間やってきて、大勢の写真家を喜ばせたんだそうですよ。
星
抹茶と和菓子


「先生」の解説付きで、アルバムを拝見し、お茶と和菓子を堪能しました。
「先生」は穏やかで、品の良い老紳士です。
見事なアングルで、その季節季節の、六義園の美しい表情を
写真に収めていらっしゃいました。


桜や紅葉の時季も素晴らしいですが、雪の六義園もため息ものです。

そのお写真の数々は、様々な雑誌や、テレビ局などに提供されているというお話でした。

ね!
吹上茶屋で、お茶を飲みながらでないとこうした写真説明はうかがえません。


そして、その後は、ずっと園内を案内してくださったのですよ。
何と言う贅沢!

園内にて


六義園は、和歌の庭、と称されるのですが、
築園した柳沢吉保(ちょっと悪者のイメージがありますけれど^^;)が
どんな経緯で、この庭園を作ったのか、
また、時の五代将軍、綱吉との関係。
吉保が江戸に呼ばれるまで、何をしてどんな思いを抱いていたのか、


また、さらにずっとさかのぼる、古今和歌集、
その編纂に携わった、紀貫之のこと。

園のあちこちに名付けられた橋や小径、
和歌をいわれとする名称のこと。

ものすごく大きく育った、ドウダンツツジや、朴の木、
花筏(はないかだ)という珍しい木を教えてくださったり、
樟脳の香りのする楠の小枝を拾ってくださったり。



それから、 衣通姫(ソトオリヒメ) のこと。


衣通姫は、古事記や日本書紀に出てくる絶世の美女で、和歌の神様とも称される姫君。
玉津島明神と呼ばれることもあるとのこと。

もともと、和歌山をそっくりそのまま六義園に再現したいという
望みを抱いた柳沢吉保が、玉津島神社、すなわち衣通姫も
この場所にお迎えしたい、と願ったのでしょうか。

「先生」は、色々な「衣通姫」伝説を教えてくださいました。
まるで、大学の講義のようです。
とても高尚なのですけれど、
ゾクゾク、ワクワクが止まりません、もう~興奮です!


お話をもっと聞きたい~と意気込むのですけれど、
残念ながら、5時の閉園が近くなり、お知らせのアナウンスが流れます。

最後に、スズランちゃんは、
「KEKOさんに、タマアジサイを見せてあげたいのです。」

と先生にお願いしてくれました。


先生は、「はい、いいですよ。」
とおっしゃって、細い小道を入って行かれました。


そして、
突然立ち止まると、礼、拍手、をされたのです。

え?何?と目をぱちくりしていますと、

「ここに、衣通姫様をお奉りしていたのですよ。
 鳥居の跡があるでしょう?
 そんな事はどの本にも書いていないのだけれどね。」


私たちも、お参りさせていただきました。


不思議と紫になる写真です。
鳥居があった場所だそうです。鳥居が片方崩れてしまってますね。

鳥居があった場所



そして、まだ咲いていました、タマアジサイ。可憐です~。
たまあじさい


閉園時間をオーバーしてしまいまして、
門の外でも、「先生」の講義は続きます。

先生に、ブログに載せさせていただいてよろしいですか?
と伺うと、
「あはは^^構いませんよ。」

とおっしゃってくださいました。
ありがとうございました!!
(教えていただいた事、間違った解釈してましたらごめんなさい)


後で、うかがったお名前を調べたところ、
有名な六義園の研究家の先生でした。

スズランちゃん 、こんなすごい先生と知り合いだなんてすごい~。


それにしても衣通姫…


スズランちゃんも私も、興奮が止まりませんでした。
きれい、とか珍しい、とかだけではない、
何か大きな意思のようなものを感じた一日でした。













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Last updated  2009年08月03日 12時00分41秒
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