混沌-或いは水に関する物語

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masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…

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2010年04月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
二人ともすらりとした長身で、ベルシェ王国でも背の高い部類に入るシェンとカナよりわずかに低い程度だろう。
いかにも怪しいな、とシェンは思う。
もともと貿易が盛んなベルシェ王国では異国人などさして珍しくもないが、問題はその装束にあった。
フードを目深にかぶり、ご丁寧に口元には当て布がされているのだ。
「この国に来た目的は?」
そうたずねたシェンに、一人がわざととしか思えぬほどはっきりと舌打ちをする。
「おい!」
シェンは思わず声を荒げ、舌打ちをしたほうに手を伸ばす。
そのまま、襟元を掴み上げるつもりだった。

相手はすばやく避け、逆にシェンの右手を捻り上げたのだ。
「シェン様」
慌てて剣を抜くカナに、もう一人のほうが口を開く。
「ルツ、やめておけ。揉め事を起こしにわざわざベルシェ王国に着たのではない。こちらの非は謝ります。そちらの御仁もどうか剣をお納めください」
低くも高くもない、けれどどこか印象的な美しい声が室内に響いた。






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最終更新日  2010年04月08日 16時37分36秒
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