konosoranosita

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2005.11.24
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テーマ: 独り言(100)
カテゴリ: 独り言


1つは殺し屋とその相棒の女の話で、1つは失恋女に恋する男の話だった。

レオン・ライという人が殺し屋を演じていた。
何度となく観たけれど、金城武が演じる失恋女に恋する男の話を
スキップして観ていた。
レオン・ライと相棒の女の話の方に惹かれていたから。

映画のラストで、殺し屋を失ってしまった相棒の女と
失恋女に振られた恋する男がバイクに二人乗りして
朝日の道を駆け抜けていくそのシーンに


なにかこの曲を基に話が書きたくて書いたけれど
歌詞の解釈が難しかった。
はじめはよく意味がわからなかった。
だから「Only You」を聴きながら何度も原語の歌詞と
宮寿陵さんの和訳とを読み続けた。

宮寿陵 Lyric Of Love&Life 
(ご自分の手による洋楽の和訳が多数掲載されています)

男の人が女の人を好きな話で、そして彼女と一緒にいたいけれど
あまりそれが可能な関係でもなさそう。
わかっていた事はそれだけで、あとはよくわからなかった。

悩んでいたその夜中に「トニー滝谷」という映画を観た。

宮沢りえの儚げな美しさがひときわ冴えていた。

トニー(イッセー尾形)はとても宮沢りえを愛していたし
彼女が必要だった。
彼女もトニーを愛していたのかもしれないけれど、どこか淋しげだった。

この映画を観てこの映画の事がしばらく頭から離れなかった。

何か大それた事が起こる話でもなかったけれど
これは孤独についての話だった。

金城武と殺し屋の相棒の女も孤独だった。
金城武は最愛の父親を亡くしてしまったし
女も殺し屋を死に追いやってしまった。
それは自分をおいて足を洗おうとした
愛する男(殺し屋)への復讐のためだったのだろうか。

そんなことを思っているうちにだんだん
「Only You」の歌詞のイメージが浮かんできた。
何故か。

解釈はいくらでも勝手に出来るから、何が正しいのかはわからない。
詩を書いた人でなければ。
書いた本人も意外に思いついた言葉を並べただけなんていう場合もあると思うし。

言葉を並べていく「詩」というのはおもしろい。
それは読む人の感性できまるから、自由に読める。
「どうぞ、ご自由に」って感じで、書く方も書いていると思う。
(自分の場合はいつもそう)

だから勝手に自分の思うままに解釈して、話を作ってみた。





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Last updated  2005.11.24 00:36:00 コメントを書く
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