残念な試合だった。
ただPK戦になり蹴る前の香川を見て
「こりゃ外すな」
と思った人も多いのではなかろうか?
5人の中に香川が入っていなかったのも本人の自信のなさの表れだろうか。
逆に本田の大ぶかしは懐かしかった。
プラティニやバッジョ(確かジーコも)といった名手もその昔大舞台で大きくふかしたことがある。
サッカーではよくあることだ。
サッカーにおける日本ブランドは徐々に求心力を失っている。
え?逆でしょ?
と思われる方の方が多いと思う。
海外に挑戦する選手がどんどん増え活躍する選手も増えた。
何が言いたいかというと日本人選手にとってJリーグは言うに及ばず日本代表も
ファーストプライオリティではない(こんな言葉があるのか?…)ということだ。
日本のトップ選手にとってJリーグは単なる通過点になりつつある。
トップ選手どころか最近は
「知る人ぞ知る」選手ですら海外に挑戦をする。
そりゃあ人生 挑戦は必要だし海外に憧れるのもわかる。
自分も海外赴任に憧れたしリヴァプールも大好きだ。
リヴァプールも好きだがレイソルはそれ以上、生活の一部だ。
年パスホルダーだしレイソルのために柏に家を建てた。
その、生活の一部になっているクラブ、リーグをステップアップの道具にされるのは
やっぱり嫌だ。
こいつらに軽く見られてんのかと腹立たしくもなる。
話が脱線しがちになるが所詮Jリーグの位置づけはトップレベルの選手にとっちゃ
そんなものだってことだ。
そんな夢の叶った選手を集めた代表のレベルはさぞかし上がっただろうと思うと
実はそうでもない。
少なくともワールドカップでそれなりの成績を残したのは2002年の地元開催と
2010年の南アフリカくらいなものだ。
メディアもファンも本人たちも
「ミランやインテルやブンデスリーガで活躍している選手が揃った代表は強いはず」
と勘違いしている。
ビジョンもなしに寄せ集めで勝てるくらいならウェールズはとっくに欧州の強国になっている。
時差の少ないヨーロッパの国でさえ
「チームを作る時間が足りない」
と言っているのに時差が7~8時間もある日本でチームを練り上げていくのは難しい。
日本らしさとよく言うがワールドカップである程度の成績を残せたのは(自国開催を除いて)
ひたすらリアルスティックを追求した岡田監督時代だけだ。
個人的には岡田監督は好きではない(カズを外したのが許せないから、、)
でも一流選手の集まりではない日本代表が結果を残すためには割り切りが必要だ。
「他の国で実績を残したから」
という理由で代表の監督を任せるのはちょっと違う気がする。
アジリティ、勤勉性、持久力、テクニックを活かしたサッカーを追求し続けるのであれば
それもいいとは思うがどうも日本代表監督の選び方は場当たり的で一貫性がない。
サッカー協会の未熟さはいくらでも露呈される。
選手、協会、クラブが本気になって、一丸となって取り組んでいかなければ
日本ブランドはこれ以上向上しない。
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