新編忠臣蔵(上巻) [ 吉川英治 ]
日本人にはお馴染みの忠臣蔵だ。
お馴染みといってもある程度歳のいった人でないとわからないか。
浅野内匠頭は沢山の家臣、領民をもつお殿様だ。
そのお殿様が馬鹿にされ馬鹿にされコケにされ続けついに吉良上野介に切りかかってしまう、
というところから物語は始まる。
子供の頃から忠臣蔵、赤穂浪士は好きでよくドラマ、映画を観ていた。
長谷川一夫、片岡千恵蔵の大石内蔵助がお気に入りだ。
特にNHKの大河ドラマのテーマ曲は印象に残っている。
当時のNHKは収録したフィルムを上書きで使いまわしていたそうで当時の映像が残っていないのが残念。
(最終話だけはオンデマンドで観られた気がする)
映像で観たおぼろげな記憶が本で読むことによって明確になっていく。
場面場面が繋がっていったり背景が理解できたりする。
上巻は大石内蔵助が京都で夜な夜な芸者遊びにふけるところまで。
ストーリーは知っているので下巻ではまたぼんやりしたものがはっきりしていくのが楽しみだ。
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