・・旅のあとさき・・

・・旅のあとさき・・

2026.09.04
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カテゴリ: 弱い立場
先日のNHKの クローズアップ現代 で 「中流クライシス ”ふつうの暮らしはどこへ?””」
という放送をしていた
ふつうに働いているはずなのに 生活が苦しい。今 そんな訴えが相次いでいます。
とのことだった

で それに対して いたずらに不安を煽るな!というコメントも目立つという
ヤフコメを見てみると
昭和の時代なんか もっと低賃金でも 贅沢言わずみんな頑張って働いていた 
最近の人は 趣味とか自分のための金が足りない といっているんだろう というコメントを見た

だけど クロ現では 国のデータも示していて 具体性があったので


都内での食料無料配布でのインタビューでは
40代男性 清掃会社正社員
月2回この配布を受け取りに来る 
食費は家賃の次に大きい 

児童福祉関連の正職員の男性
月収25万円(税など約5万円込み)
家賃4.5万円(ワンルームでも安い方?) その他特に食費メインで極力切り詰め 月に10万円のほとんどを貯蓄に回そうとしている
貯蓄をすることで安心感を持てている
ただ 唯一の趣味のスキューバダイビングは生きがいなのでつづけたい という
・・・それを見て
   ほら 趣味はやめないでいて苦しいとか言うな という話になっているらしい


二人ならなんとかなるが 子供はあきらめた という
・・・事業の稼ぎ方が悪い などと言うコメントがあった 

コメントしている方々は とりあえずなんとか乗り越えてこられた方々なんだろうと推察する
わが家も昭和の夫婦だが 公団に当たって入居するまでは 給与の半分が家賃だった(2Kで4.8万だった) が
でも あと10年もすればきっと楽になる と 頑張れた 未来に希望があった


昔はみんなが同じような生活水準だったから きっといつか・・と思えた
今は 未来が不安なんだ
今の仕事を続けていられて しかも給料は増えているんだろうか
物価は?
健康は?
食料自給は?
家賃は?持ち家はきっとずっと無理だろう
住宅ローンがもし組めても ずっと払っていけるんだろうか
子供を産んでも 教育費や子育て費をちゃんと稼げるんだろうか
近隣諸国と 外交防衛がうまくいかない現代だから 戦争になってしまわないか?
防衛費は倍増しているが それより必ず毎年起きる自然災害の対応施策を 優先してほしいのに
などなど・・・

今の若い世代は
親が氷河期世代も多いんだろう 
ずっと 不景気の時代に育った世代だ
親が結構苦労しているのを見てきた人も多いだろう

ただ そういう方々がほとんどというわけではない
氷河期世代だって うまく乗り越えた人もいるし 成功した人もいるんだろう
そういう方々にすると 努力が足りないんだ と思えるのかもしれない
でも そうとばかりもいえないよね
タイミングとか 偶然とか 健康とかで 乗り超えられなかった方々が多いのも確かだ
それを 自己責任と言って放置した末が いまの不安定な氷河期世代や それを見守る親世代
うまくいかない親を見てきた子供世代だろう

やっぱり親ガチャで 貧乏くじを引いた多くの若者世代は お金がほしい お金を貯めなきゃ
うまくいかないと すぐに稼げる仕事が無いか と思ってしまう
地道な仕事 安い給与に不安が募る

うまくやれている人は 金利だ 投資だ というし
座っていても 利ザヤが稼げる人がいる
格差が とても広がっている

だから 冒頭のタイトルになるんだろう
「フルタイムで働いても 生活を維持できない」という人々が多くなってきた

*賃金構造基本統計調査のデータが示されていて
賃金の上昇率 が
金融・保険・学術研究の産業の7割以上で 物価高をちゃんと上回っているが
医療・福祉・サービス業の産業では 3割にしか達していない

*自治労連の 全国いっせい生計費調査運動 での調査で
25歳単身男性の場合 標準的な暮らしを送るための費用「最低生計費」・・(生計維持のための必需品を絞って計算 地域の調査も)
2026年の調査では 28万円超で2019年の調査より約4万円アップしているという
年額では 約340万円 と出たという
ただ食べるだけでなく 人前に出て恥ずかしくない暮らしをするための基準が必要で
それを基準にしないと 政策の設計ができないはず とのこと

*国調査では
 単身世帯の所得分布 では
 単身世帯の 6割以上が340万円(最低生計費)を下回っている

*厚労省の大規模調査では
 国民の半数以上が 「生活が苦しい」と答えている
 苦しいと答えた中で 一世帯あたりの平均年収は489万円 と 中流と呼ばれる人々だ

以前良く言われた非正規労働者に多かった ”ワーキングプア ”とか
”コロナ失業” とかでなくとも
普通に働く人々が 普通の暮らしが維持できなくなった という声が多い

そんな中流層が沈んでしまうと 社会全体の活力が失われる という

国の対策に給付や手当が必要だ という声にもなるが
その対象から少し外れてしまう人々による 不公平感を訴えるようなバッシングコメントが増えている
わかりやすく弱者と呼ばれる人々への手当を 標的にするのが安易だからだろう
そうではなく 政治の仕組み 労働環境 賃金アップ などへの声を大きなものにしたいものだ
せっかく大企業収益は 空前の収入増で ホクホクなのだというから
それも正当なもので良いから 還元してほしい

自己責任 不公平 と 中流層以下の中で互いに責め合っている間に
第?次の氷河期世代が はびこってしまうのだろうと危惧する
みなが 頑張っただけの対価を得て 生活をし 消費し 税を払い 国の仕組みの循環を守ることが
国民全体に有益なのだろう

放っておいた末に またその世代が高齢期になれば 今よりもっと窮地に陥った人々が増えるのではないのかと思う
それを少子化したこれからの子世代が負っていけるのだろうか


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特集番組で AIによる産業革命は もう始まっているという
一人で起業し 経理や企画や営業などすべてを AIに分業させることさえもう可能な時代に入ったという
WEBデザイナーとか HP請負とか 企画立案とか コンサルタント とか・・・・
もう続々とアウトソーシングの契約解除が始まっているという

大手ハウジング企業や 大手ジム系企業では 多くの社員を配置転換して
まだまだ人の手が必要な技能 建築作業などに振り分けているという
4,50代が多いのかもしれないようだった
インタビューでは 新しい技能を使う仕事を やるしかないし やりがいも見つけなくちゃと
前向きに見えた

そういう余裕のある企業ばかりではないだろうから リストラもあるのかもしれない
でも
今回は 氷河期と違って人材は欲しいけれど人件費も削って収益を上げなければ・・というのと違う
あきらかに 産業の革命なので しばらく待てば 時代が変われば雇用が持ち直すというものでもないようだ
教育費をつぎ込んで偏差値の良い学校へ というだけでは終身就職にはならなくなるという
実際に もう 技能を強化教育した高校への求人が増えているという
人間でなくてはできない仕事 AIに創造できない才能を発揮できる仕事を見つける必要がある

国民は ベーシックインカム(すべての国民に基本的生活を送るための年金のような給付を行う事)によって 生活保護などの屈辱的差別などを感じることもなく 公平に土台を得ることができる とする制度を取り入れるべきという考えがあり
数か国でもう実践されていて デメリットもあって改変されていくらしい
それ以上の収入を得たい人は それ以上に頑張ることもできる

AI産業革命によって 人間の仕事が減っていくことになると そうせざるを得なくなりそうだという
多くの労働者が路頭に迷い 社会が不安定化するからだ
ただ 基本的生活が成り立てば 文化芸術の発展や 安定した消費 社会諸問題の解決にもなるのではという
イギリスの蒸気による産業革命の時代と違って じわじわではなく
あと数年で 急にそんな時代になる可能性もあるというから
高度な想像力と分析力で 間違わずに進んでほしい





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最終更新日  2026.09.07 00:43:00


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