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娼年(call boy) 石田衣良著
(「BOOK」データベースより)恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく...。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。
第126回直木賞候補作。第128回では「池袋ウエストゲートパーク3 骨音」が候補となり、第129回では「 4TEENフォーティーン 」がついに受賞した。
文庫版の解説を書いている姫野カオルコ氏は、石田衣良作品の中で一番の傑作と手放しで絶賛している。一番かどうかは作品を全部読んでいないのでなんともいえないが、石田氏の恋愛小説としては「 眠れぬ真珠 」の方が好きだ。
悪い人間は一人も出てこない。みんな優しい人ばかり。
娼夫の話だから当然セックスシーンが頻繁に出てくるが、姫野氏がいうように古風にラブシーンといった方がぴったりだ。
ゆったりと心優しく読める恋愛小説。
迅
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