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2014年03月08日
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さっそくですが、後編です。

吸収の良いオメガ3脂肪酸のサプリメントを作りたいという思いで開発し始めた、クリルオイルのサプリメント。
オメガ3は体内で作ることが出来ないので、必ず毎日摂取してあげないといけない脂肪酸ですが、現代人は油の精製方法の変化や魚離れなどで不足しがちの傾向にあります。

亜麻仁油などのα-リノレン酸を原料として、体内でEPA、そしてDHAに変換することが出来ますが、その割合は10~15%程度で個人差があります。
日本人は歴史的に魚介類からオメガ3を摂取してきた民族なので、変換酵素の少ない人が多いとも言われていますので、αリノレン酸だけでなく、ダイレクトにDHA、EPAを摂取してあげることは大切です。

DHAは中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症や動脈硬化を予防し、脳機能を高め、視力の向上をはかります。
アレルギーの改善や、血流を良くする働きがあります。
脳の細胞膜が硬くなってくると、情報の伝達が悪くて判断が遅れたり、物忘れしたりするのですが、
DHAは細胞膜を柔らかくする働きがあり、このことで様々な効果を生み出しています。


イヌイットやエスキモーなど魚やアザラシを主食にしている民族には生活習慣病が少ないことが分かっていますが、デンマークの学者たちが調べると、彼らの血中にはEPAが多く含まれていたということです。
また、うつ病の方の血中にはEPAが少ないという研究結果もあります。


体内の血液がサラサラで血液の流れが良くなると、老廃物の運搬がスムーズになり、ニキビや吹き出物も減り、美肌効果もあります。


そんなDHAとEPAを、かなり吸収率よく摂取できるクリルオイル。
毎日飲むなら、安心できる素材のソフトカプセルがいいなと思ったのが開発のきっかけでしたが、実はクリルオイルにも抽出方法がいろいろあり、石油系ヘキサンを使用するような質の悪いものがあることを知り、本当に安心できる製造方法で、なおかつ海のエコラベルのMSC認証と、食品の安全性を認定するGRAS認証を持つクリルオイルを選びました。

そしてそして・・・・
クリルには元々アスタキサンチンが含まれていますが、人に対して有効量とまでは言えない量だったので、ヘマトコッカス藻のアスタキサンチンを、有効量増量することにしました。



イスラエルのヘマトコッカス藻から、安全な超臨界抽出法で抽出したアスタキサンチンを選びました。
アスタキサンチンにもキャリーオーバー成分が入っているものが実は多いのですが、探しに探して、キャリーオーバーゼロのものを見つけました。

アスタキサンチンはノーベル化学賞を受賞したオーストリアの生化学者リヒャルト・クーン氏らによって1938年に発見されました。
アスタキサンチンはカニやエビ、鮭そしてオキアミにも見られる赤いカロテノイド色素ですが、これらは食物連鎖によって蓄えられたもので、動物自身が体内で作り出しているものではありません。

自ら作り出すことができるのはヘマトコッカス藻などの植物だけです。



ヘマトコッカス藻は淡水性単細胞緑藻で、普段は緑色をしていますが、紫外線などの環境の変化でストレスを感じると体内にアスタキサンチンが作られ、赤く変色します。
これがヘマトコッカス藻の身を守っているのだといわれています。神秘的!


アスタキサンチンもまた、脳の血液関門を通れる抗酸化カロテノイドなので、脳機能を改善させる働きがありますが、私が一番注目しているのは皮膚の水分量とシワや弾力性が経口摂取で改善したと言う実験。
4mgを6種間49名の女性の半数に摂取してもらい、対照群と比べたところ、測定器と医師による診断でかなり優位な改善が見られたとのこと。


アスタキサンチンは、紫外線が肌に当たった時に生じる一重項酸素を消去する力が抗酸化物質の中で一番強いんですが、これのおかげでコラーゲンが分解されずハリやシワ改善が見られたのではないかと言う事です。


アスタキサンチンは肌に付けることでも効果があり、わずか0.03%を塗布しただけでも、光老化を抑えることが分かっています。
以前アスタキサンチンだけの色素でオレンジのグロスを作りましたが、これをたっぷり含んだクリームなんかも今考えています。

アスタキサンチンは活性酸素により引き起こされる脳の疲労、脳の老化、脳血栓、脳梗塞などにも効果を発揮します。
細胞膜を守るという働きです。

ビタミンEもβカロテンも細胞膜の中で抗酸化力を発揮して細胞の酸化を防いでくれていますが、アスタキサンチンは細胞膜の中心部と細胞膜内部の両方で抗酸化力を発揮することが出来るので、細胞膜全体をフリーラジカルから守ることができるすごい物質なのです。


鮭が産卵期に力強く川を遡上できるのは、アスタキサンチンの力だと言われています。


クリルオイル、そしてヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンを有効量入れ、かなりパワーアップしたんですが、もう1つ、どうしても入れたい成分がありました。
それがこちらです↓



パーム(アブラヤシ)の実からとれる、8つの天然ビタミンEです。
環境に配慮した持続可能なパーム農園におくられる、RSPO認証を持つマレーシアの農園のレッドパームから、コールドプレスのあと真空で低温蒸留して、天然ビタミンEを8種類取り出した真っ赤なオイルも入れることにしました。



自然界に存在するビタミンEは「α、β、γ、δ-トコフェロール」と「α、β、γ、δ-トコトリエノール」の8種類がありますが、レッドパームに含まれるバランスのまま、その全てを含有しているオイルなんです。
αトコフェロールは多く摂りすぎると過剰症がありますが、このレッドオイルにはαトコフェロールよりトコトリエノールのほうが多いので、過剰症の心配も考えられません。
46%くらいはカロテノイド複合体やコエンザイムQ10、植物ステロールも含まれているのでこれまた真っ赤な色をしてます。



一番多く含まれている「α-トコトリエノール」は、抗酸化剤として一般的によく使用されているビタミンEである「α-トコフェロール」よりも約40~60倍の抗酸化力があります。


トコトリエノールのすごさは、こないだ米ぬか油の時に書きましたが、経口摂取でも脂質の酸化やたんぱく質の酸化を強力に防ぐことで、アンチエイジング効果が高いのです。
乳癌細胞を抑制したり、ヒト乳癌細胞のアポトーシス(細胞死)誘導する働きもありますし、脱毛症の男性での実験で、平均41.8%の毛髪の増加がみられたことも興味深いです。

2010 年 7 月号の「 Journal of Arzheimer’s Disease」 に発表されたカロリンスカ研究所とペルージャ大学で行った実験では80歳以上の232人の方に加齢と認知機能について6年間にわたる調査が行われました。
その結果血中トコトリエノール濃度が最も高い群で、アルツハイマーになるリスクが最も低くなることを研究グループは見出しました。


クリルとアスタキサンチンだけでも脳に良いのですが、トコトリエノールが加わったら更にすごいことになりました。
究極のアンチエイジングは脳の抗酸化ですからね!



でもトコトリエノールは、美容にも良いんですよね。
皮膚の角質層に優先して蓄積し、皮膚に発生するフリーラジカルに対して防衛の最前線で働いていることが明らかになっています。
トコトリエノールはアスタキサンチンと一緒に飲むと、更に相乗効果があることも分かっていて、乾燥肌の被験者で、水分量の増加と小じわや吹き出物の減少が見られ、皮膚の弾力性が改善したと言う結果が興味深いです。

詳しくは http://www.palmtocotrienol.jp/articles/files/articles/03.pdf (PDF)


出来てきた試作は、クリルオイルだけのものと比べて、アスタキサンチン増量と8つのビタミンEを含むカロテノイド複合体を入れたため、ここまで濃い赤(右)になってしまいました~!




いやー最高の原料を見つけるのに時間もかかり、大変だったんですけどおそらく究極のオメガ3サプリメントが出来たと思います。
もうすぐ世に出せると思うので、お楽しみに!


究極の真っ赤なオメガ3サプリメントで、
オメガビューティーでいきましょう!!






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Last updated  2014年03月08日 22時06分07秒
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