目の変化びと

感覚のとつぜんの不可逆的な変化

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2021年12月10日

「ちょっと思いついたことがあるのですが」

質問者「何でしょう？」

「いわゆる共同幻想について、ふと思ったのですが、悟りと関係ないと言われたらそれまでなのですが、言葉は言葉に過ぎない、という観点からすると、関係があるような気がします。
　言葉によって組み立てられた世界と、言葉からの離脱である悟りと。
　と言うのは、音声自体が、もともとは直接は言葉と関係のない音だし、文字自体が、もともとは直接は言葉と関係のない線だし、そうしたものによって作られた文化はすべて、共同幻想なのかもしれません」

質問者「なるほど」

「そもそも、このような会話ができるのも、共同幻想のおかげと言えるのかもしれません」

■

悟りについて（その1～その最新）

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Last updated 2021年12月10日 09時13分20秒
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[悟りについて] カテゴリの最新記事

■コメント

Re:悟りについて（その33）(12/10)

ミズナさん

こんにちは。

「悟りについて」
なんか、めっちゃ、面白かったです。
ありがとうございます。

何かについて、言葉で確認したり、言葉で表現したりしようとせず、
モノそのものを、ただ、見る、聞く、感じることができれば、
「悟り」に近づけると言うこと？

「言葉」は、邪魔者？悪いものなんでしょうか？

ブログ記事を拝読し、何か感じて、考えて、
こうして質問するのも、
やっぱり、「言葉」を使ってますねえ。笑 (2022年01月25日 15時38分28秒)

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ミズナさんへ

gaMe

「悟りについて」をおもしろいと言ってもらえて、うれしいです。

ところで、

『何かについて、言葉で確認したり、言葉で表現したりしようとせず、モノそのものを、ただ、見る、聞く、感じることができれば、「悟り」に近づけると言うこと？』についてですが、「モノそのものを、ただ、見る、聞く、感じること」自体は、ほとんど不可能だと思います。
できるのは、「モノそのものを、ただ、見る、聞く、感じ」ようと試みることだと思います。
ただ、試みたところで、悟れる可能性はかなり低いと思われます。
ただ、こうしたことを試みることによって、「悟り」についての「理解（？）」は深まると思われ、「悟り」に興味がある人に勧めれる試みだと思います。

『「言葉」は、邪魔者？悪いものなんでしょうか？』については、「邪魔」も「悪い」も「言葉」で、「邪魔」という言葉と「邪魔」自体は別だし、「言葉」という言葉と「言葉」自体は別だし……
というふうになるのはしかたなく、にもかかわらず、言葉を使って説明しよういう不可能な試みをしていて、にもかかわらず、こうしてミズナさんに「悟りについて」の何かしらが伝わっているのは、ありがたいことです。 (2022年01月26日 11時35分35秒)

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Re:ミズナさんへ(12/10)

ミズナさん

gaMeさんへ
お返事をありがとうございます。

昨夜、お返事にお返事を書こうと思いつつ、
「思考の彼方へ」という所を読みましたら、
そこにも答えが全て書いてありましたね。
（まず、先に読むべきでしたね。スミマセン）

それにしても、
痒いところに手が届くような届かないような、
スゴイ表現力！

gaMeさんは、
「言葉」というものを
ものすごく大切にしていらっしゃるなあと
思いました。

モノに言葉がくっつくと
純粋性（？）が失われてしまうような感じを
ずっと持っていましたが、

実は、そんなの当たり前で、
「モノ」と「言葉」は、最初から
別のものだったんですね。

言われてみれば、そりゃそうなんですよね。笑

どうもお邪魔しました。
ありがとうございました。 (2022年01月27日 11時14分45秒)

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