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2006年11月02日
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カテゴリ: 健康
社長の大きな声に驚いて、病院の待合室にいた3~40人の人たちの視線が全てこちらに集まった。


診察室の前にはこれから診察を受ける人たちが10人ほどいたが、割り込みで先に診てもらうことになった。

担当の医師はやんちゃ坊主的感じの若い医師だった。しかし、なかなか受け応えがはきはきしていて感じのいい先生だった。

今までの状況を説明したとたん”今ここにいることが奇跡的ですよ。すぐ手術しないと大変なことになります。”といったかと思うと、集中治療室の手配やら各種の検査の手配を看護婦に命じて

バタバタと短時間にやってくれた。
レントゲン撮影、心電図検査、エコー検査等々あっという間に済ませ集中治療室へ運ばれ手術室の

ベットに固定された。
ところがここで問題発生。


手術の状況を見させ、1人の医師が手術の進行状況を家族に説明すると言う決まりになっている

のだそうです。”家族は?”といわれ、”家族はこちらにいないので立会人はいません”といったら、”じゃ会社の社長さんに立ち会ってもらってください”というので社長に立会ってもらうことにした。

手術開始 4人の医師と看護婦が手術台を囲み、最初に左手首に麻酔の注射をされた。
その左手首のところの血管にカテーテルという細い管を挿入されたが、この瞬間だけ激痛が走った。

その後は一切痛みやら不快感はなく半分居眠り状態。途中で目を開けると何台ものモニターに
私の血管が映し出されており、その血管の中を黒いひも状のものがどんどん入っていくのが

はっきりと写っていた。しかし体は何も感じてない。不思議な感覚だった。
最後の方で。何か血管に薬品でも入れたのか、暖かいものが2~3秒で全身を駆け巡った。

何か温風の塊が体を通過した感じだった。
”はい、終わりです。お疲れさんでした”という言葉で手術完了。時間にして30分ほどの

短いものでした。


金属の管をはめ込んだとのこと。あとの2本も60%くらい詰まっているのでこれに付いては
1ヵ月後に再手術とのこと。

1本の冠状動脈が95%ふさがっていたため、心筋の1部が壊死しており、もう少し遅れたら
回復不能の状態に落ち入っていたとのこと。

手術の後は、ベッドに括り付けられ、点滴の管が2~3本つながれたまま集中治療室へ運ばれた。


看護婦が常駐していた。それをとり囲むように患者のベッドが10床ほどおかれ、私が入ったときは6人ほどの患者が監禁されていた。

手術が以外に簡単にすんだことから、気持ちに余裕が出てきたのと、何分にも入院そのものが
初体験なので持ち前の好奇心が起きだして、ワクワクしてきた。

若い看護婦たちが、きびきび動く様を見ているとなんとも応えられない。
しかも、好みのタイプの看護婦さんがいたんです。笑顔がチャーミングで、声も魅力的

機敏な動きでセクシームード満点。4日間の集中治療室生活は、彼女のお陰で予想もしない楽しいものになりました。私と目が合ったときのはにかむしぐさがいまだにまぶたに浮かんできます。

5日目、一般病棟10階の4人部屋に移される日、これで彼女とお別れかと思うと寂しくてたまりませんでした。しかし一般病棟にもカワイ娘ちゃんはいるだろうと、気持ちを切り替えましたが、

その後の2週間は該当者なく、頭は集中治療室の彼女のことばかり。
寂しさを紛らわすため、売店で推理小説を買ってきて、二日に1冊読んでいました。

この一般病棟での生活も全て初体験のため好奇心病の私にとっては、結構楽しいものでした。
この辺の状況は次回でまた詳しく書く予定です。





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最終更新日  2006年11月02日 23時36分48秒
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