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最近甲状腺の働きについて関連書籍を
読み漁っておりますが、偶然山田博先生の
メルマガ「暮らしの赤信号」で環境ホルモンの
甲状腺機能との関係が取り上げられました。
「あなた自身の体と、子孫の存在にまで大きな影響を与える、現在の
社会で最強の物質のことでした。
環境ホルモン......のことでしたよね。
「環ホル」は、ぼくの造語......です。
~中略~
とくにこの「環ホル」は、甲状腺(こうじょうせん)のかく乱を起
こすのが第一に問題だと言いましたよね。」
「この甲状腺システムは、脳や行動様式などに深く影響を与えている
ことが分かってきました。
ほんの微量の「環ホル」でさえも、子どもや大人に一生涯にわたっ
て大きな影響を与えるわけなんですね。
これは大変なこと。
「ア~ン」と口を開けると、のどの奥に、この甲状腺があるじゃあ
りませんか。
ここは、内分泌腺(ないぶんぴつせん)の一つなんですが、体の発
育やカルシウムを調節するホルモンを分泌(ぶんぴつ)している大
事なところなんです。
~中略~
この甲状腺システムに欠陥があれば、どうなると思います?
そう、言語、学習、記憶、発育、骨の発達、それに精神、運動、聴
覚(ちょうかく)など、さまざまな部分に大きな障害が生まれるわ
け。
そう言えば最近、私、、どうも頭(記憶)が悪くなっちゃって......。
と言われるあなた。」
「でも、この甲状腺ホルモンの濃度が低いと、脳の発達に一生涯、
影響が行くと学者たちは述べております。
その一人が、以前にもここでご紹介したアメリカのジョージア医科
大学のポートフィールドさん。
彼は、いつもぼくが叫んでいるダイオキシンやPCBなどの「環ホ
ル」が、この甲状腺システムをかく乱させている可能性が非常に大
きいんだ、とおっしゃっているんですね。
アメリカでは、注意力欠陥多動障害である13歳以下の子どもたち
が、全体の5%~10%もいることが最近分かりました。
でも、この子どもたちを調べてみましたら、甲状腺の異常が、そう
でない子どもたちのなんと「5倍」ににもなっていたと言います。」
「若者たちに、多く食べられているカップめん。
これらに使われている容器が、じつは大問題だということが分かり
ました。
この多くが、スチレン容器、つまり、スチロール容器になっています。
ただ、最近は、この「環ホル」が問題になってきたためか、ソッと
ほかの容器に替える企業も出てきましたけど......(笑)。
でも、これらの事実は覚えておいて下さい。
企業たちのその責任は、象より重いと思いませんか。
しかも、まだまだ、スチレン容器は使われていますし、ね。
★(商品名の実名リスト)
下記のカップめん容器から、「環ホル」の「スチレン類」が溶け
出しています!
NO.1
商品名:カップヌードル
製造者:日清
[スチレンモノマー]
お湯を入れて :0.002ppm
食用油を入れて:0.02ppm
[スチレンダイマー]
お湯を入れて :N.D
食用油を入れて:0.05ppm
[スチレントリマー]
お湯を入れて :N.D
食用油を入れて:0.02ppm
NO.2
商品名:日清ラ王
製造者:日清
[スチレンモノマー]
お湯を入れて :0.001ppm
食用油を入れて:0.10ppm
[スチレンダイマー]
お湯を入れて :N.D
食用油を入れて:0.07ppm
[スチレントリマー]
お湯を入れて :N.D
食用油を入れて:1.31ppm
NO.3
商品名:ペヤングソースやきそば
製造者:まるか食品
[スチレンモノマー]
お湯を入れて :0.002ppm
食用油を入れて:0.05ppm
[スチレンダイマー]
お湯を入れて :N.D
食用油を入れて:0.10ppm
[スチレントリマー]
お湯を入れて :N.D
食用油を入れて:1.6ppm
出所:「環境ホルモンから子どもを守る」M.スモーレンほか著。
日本食品分析センターに依頼して検査したもの。
注:N.Dとは、検出限界(0.01ppm)未満のこと。
検査はすべて、内容物を取り出して調査しています。
また、すべて95℃の温度で、10分間の時間での調査。」