こふじろ日記

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こふじろ @ Re[1]:現実逃避(09/10) オツキさ〜ん♪ 今回、相方さんがまとめて…

オツキ @ Re:現実逃避(09/10) うわ～い猫がいっぱいゴロにゃんしたい…

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こふじろ @ Re[1]:らくがき(02/03) オツキさんす…スンマセン、４ヶ月遅れの…

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2010.10.12

姫の眠りを覚ました物は…？

テーマ：小学校での読み聞かせでおすすめの絵本は？(261)

カテゴリ：読み聞かせ

…そう言えば…読み聞かせも全然記録してないじゃないか

という訳で…今日は小学校読み聞かせの日でした～
今月は６年生。６年生にはコレを読むのが、毎年恒例になりました…

ねむりひめ

さて、この物語の有名なワンシーン、姫は王子の「キス」で目覚めるワケですが、
姫の「眠りの呪い」が解ける、ロマンティックな場面ですが、何と、ストーリーの中では…
「ちょうど、１００ねんたって、ねむりひめが　めをさますはずの　
そのひが、きていたのです」
「おうじは、みをかがめて、ひめに　きすをしました。すると、ひめは　ぱっちりと
めをひらいて、やさしく　おうじを　みあげました」
としか書かれておりません。
さて…姫の呪いを解いたのは、時間だったのでしょうか？
それとも、王子の想いだったのでしょうか？

その答えは…あなたの心の中にだけ、あればいいのです。

恒例…という通り、６年生に「ねむりひめ」を読み始めて、今年で３年になります。
始めて読んだ時、読み終わった後、この話を「知っていた」と答えたのは２人…
それで、ある種の危機感を覚えたのが切欠でした。
昨今の「絵本ブーム」で、今は絵本が溢れている時代。それが故に、スタンダード中のスタンダードに触れ合わぬまま大きくなってしまう子どもたちがいる。
小学校卒業前に、知っておいて欲しい物語。
そこには、大人としての私の「押し付け」があるんじゃないか、と、悩みながらも、読み続けて来ました。

大人の入り口に差し掛かって、もしかしたら自分から絵本を手に取るのは少し気恥ずかしいかも知れない６年生に、届けてあげたい。
できれば、美しい翻訳で、美しい絵で。
今年は原点に返って、「届けたい」という気持ちで読ませてもらいました。

け～ど～さ～…
読み終わって、先生がひと言。
「先生も、子どもの頃に知ってた話だけど、違う風に思ってたところがあった！
もう１度こうして聞かせてもらえてよかった！」
…うん。イイコト言った。
でもね…

感想とかいらないから

読み聞かせっていうのはね…

心に響いたことは、言葉にできるものじゃない。
もし、何も届かなくても、それでいいんです。

だって…夢中で小説を読んでいる時、自分がどんな風に感じてるか、そんなこと、考えもしないでしょう？

私たちは、お話を届けたいんです。
自分の大好きな、素敵な絵本に、みんなにも出会って欲しい。

「お勉強」な「読書」は、もうやめませんか？
進学すれば、イヤでもそうすることになるでしょうから…

…一喜一憂…
そして学校に車の鍵を忘れた愚かな私でした

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