Eliza なんかの場合だと、英語を対象としているから主語が明確。あなたが何か自分の思っていることを入力するときは、I で始まるし、人工無能に対して語りかけたければ You ではじまる。主語のあとには、動詞または助動詞が来るし(まあ副詞が来ることもあるとかもおいておく)。比較的英語の場合は構文が明確にとりやすい。第三者に対する言及か対話者間の言及かを区別しやすいわけだ。肯定文を疑問文に書き換えるのも楽にできるし。
日本語の場合は、主語が省略されることが多い。「今日は元気だ。」なんて、主語の「私は」が隠れてしまっているものね。チャットの場合は特に省略が多くなる。「あなたは今日は元気なのですね」とあなたを補ってやりたくなるところだ。ただ、冷静に考えると、英語で、"The sky is blue." 「空が青い(空は青い)」がどの程度客観性があるかというと、また、疑問がある。I see the sky is blue. なのか、I think the sky is blue. なのか、I believe the sky is blue. なのか・・・。You say you believe the sky is blue. 青いといったり灰色といったりするなら、確信度が変わってきて発言が変わっていくとか。やっぱり過去の発言は保存しておいて何らかの形で使いたい。人工無能は、ある意味知識表現をすべて中心人格の「エゴ」に還元してしまうようなものだと面白い。まあ、これは長くなるのでおいといて。