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kugutsushi

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2003.01.18
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カテゴリ: ことばの処理
『クッキー・フォーチュン』(Cookie’s Fortune) を見た。うーん、これ面白いではないか。借りたときにはよく分からないで借りたのだが、ほんとに何回も見たくなるような変で面白くていい映画。これは映画を見たって気になる。なお、上の URL のリンクだが、リンク切れになってしまうが、これわざと。URLの coookie/index_top.html coookie の「 o 」を一つ削るのだ。楽天はへんなことしてるから、悪いことしてると勘違いされちゃうのだ。URL中のクッキーに過剰反応しちゃうらしい)

○ 肯定文と疑問文の変形コンセプト3 (Python で人工無能)

やっぱり、毎日書いてないと、前に何を書いたか忘れてしまうな・・・。トリ頭の私であった。

とにかく、もうちょっと考えておこう。会話がうまく進むかどうかは、受けの巧妙さにかかっているところがある。人と話しているときでも、ちゃんと相手が聞いてくれているかどうか、どうやって判断しているのだろう。対面している場合には、80%以上ボディーランゲージなのかもしれない。電話で話している場合には、なんと言うかよりも声のトーンや合いの手を入れるタイミングなのかもしれない。

しかし、人工無能では、相手の顔色を見たり、声色から相手の感情を知ることもできないし、こちらの感情を伝えることもできない。すべてが文字情報のみによるのだ。だから、それだけでも、対面して会話する場合や電話に比べて情報量が少なくなり、人間くささが消えてしまう。言葉の中に感情をどう込めているように感じさせるか。一つは、返す言葉の中に相手の話した言葉を繰り返すこと。相手の言葉を繰り返すことによって、あなたの言っていることを聞いていますよ、という姿勢を示すことができる。

尋ね返すにしても、やり方がいろいろあるだろう。


「私はシャイだ」
変換1->「あなたは、シャイだ」
変換2->「あなたは、シャイですか?」


ここまでだと、やっぱり、バカっぽすぎる。

変換3->「えっ、あなたがシャイだって?」
変換4->「シャイ?」

これなら、何らかの反応を返せそうだ。

「彼は間抜けだ」
変換5->「彼は間抜けですか?」
変換6->「彼が間抜けだって?」
変換7->「彼は、どのように間抜けですか?」
変換8->「彼は、どのくらい間抜けですか?」

変換7,8 なんかは Eliza っぽい。How とか What とかいった要素を聞き返すようなことができれば面白い話しの展開になる。たとえば、「とても間抜けだ」のように「とても」が入ってきたときだけ、このような変換をするとかいったことが考えられる。



「私はシャイだ」
変換10->「はいはい、シャイですね」
変換11->「シャイね~」

いや、これでは揶揄的な響きになってしまう。

変換12→「そうですね。あなたはシャイかもしれないですね」

応え方は面白い。「シャイ?」1単語で返してしまうのも単語によっては、以外によい返し方かもしれないし、変換12「確かに、彼は間抜けですね。でも、なぜなんでしょう」とちょっと長めに引っ張ったとしても、なかなか賢そうに見えるし、自分の話していることを聞いてくれるような感じがする。でも、あくまでセラピストという感じだ。そう、Eliza というのは、そんな感じで反応するパターンがあるので、賢くみえるのだ。ほんとに短いプログラムなのに。「私は~だと思う」という "I think" に対して、"do you thin" として、これだけでは単純すぎるから、"Why do you think" とかしてやったり、"tell me more" のように「聞いてるよ、でももう少し先を続けてみて」という感じの反応を織り交ぜていくという巧妙さが単純さの中に含まれている。

それにしても、聞き上手というのは、どんな人なんだろう?聞き上手について考えてみることは、人工無能に人っぽさを持たせるために重要なことだ。相手がもっと話すようにしかけていくのだ。

「私ってきれいよね」

変換13->「あなたはきれいですよ」

意外に、単純肯定ルールも単語によっては、いいのかもしれない。

変換14->「あはたは、とてもきれいです」

勝手に「とても」と一言入れてやるだけで、なんだかかわいく思えてきたりして。

変換15->「きれいじゃないなんてことは、ありえないです」

ひらがなばかりで読みにくいが、おべんちゃらの領域に達している。

結局、相手の言葉を肯定したり、疑問文にしたりするバリエーションを多く作っていくだけで、それなりに会話として成り立つようだ。ただ、展開をどうするかというところが次に問題になってくるのだろう。

つまり、受けただけで終わっているのだ。流れを見てみよう。

1「私ってシャイなんだ」
2「シャイね~」
3(ここで人がなんて答える?)

「うるさい!」「シャイだって」「バカ」・・・・。と意外に会話のどん詰まりに導いてしまうような返答というのもあるものだ。

4「私ってきれいよね」
5「きれいだよ」
6「私ってかわいい」
7「かわいいよ」
8「私ってキュート?」
9「とってもキュート」

鸚鵡返しにするだけでは、さすがに興ざめだろう。これが、

4「私ってきれいよね」
5「空の星より、きれいだよ」(今どききかない会話だが)
6「私ってかわいい」
7「子豚ちゃんのようにかわいいよ」(バキ!)
8「私ってキュート?」
9「キュート、キューティー、ハニーフラッシュ」(まさに人工無能的)

まあ、多少おもしろみもでてくるか。



本題にもどり、Eliza を見るといいつつ見てなかったから、いい加減見なきゃ。





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Last updated  2006.09.13 06:31:06 コメントを書く


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