黒糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めて作りますが、 製造方法は、琉球王府の役人、義間真常 (ぎましんじょう)
によって、1623年に中国の福建省から製造技術がもたらされたと言われています。
黒糖にはミネラルがいっぱい!!
黒糖には沢山のミネラルが含んでいます、中でもカルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウムなどは多く含まれていて、
特にカルシウムは100g中に240mgと多く、これは牛乳1本(200cc)中の量に匹敵する量です。
カルシウムは歯や骨の土台となるもの。たくましく丈夫な体を作るうえで、成長期には特に必要であることは、多くの人が知っていますが、お年寄りにも欠かせない栄養成分であることは、意外と知られていません。年をとると骨が折れやすくなり、寝たきり老人の原因のひとつに大腿骨の骨折があげられているくらいです。特に女性の場合、60歳を過ぎるとホルモンの関係でカルシウムの代謝が悪くなり、骨に蓄積されるより、骨から溶け出す量のほうが多くなるといわれます。そのため骨がもろくなって、ちょっとしたことで骨折を起こしたり、また腰が曲がったりするのです。
子供のおやつばかりでなく、お年寄りのお茶請けにも、さらに牛乳を組み合わせると、 カルシウム
の吸収率が高まる成分がプラスされて、いっそう効果をあげます。
私も子供の頃風邪をひいたとき等、母が風邪薬の変わりに黒糖とよもぎを煎じて飲まされました、よもぎの苦味がいやで泣きながら飲んだ記憶がありますが、
不思議と体力が回復し風邪も治りました、いま思うとミネラル分で体力が回復して風邪も直っただろうと思います。

