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つい先日、☆健さん☆やカズーノフさんとのオフ会で行きました日本橋浜町の『香港喫茶アイアイオー』ですが、HPを見てみたところ、今週初めからオバルチン(阿華田)とホーリック(好立克)を限定で出していると書かれていたので、香港ツウなところが流石だと思ってしまいました。 このオバルチンとホーリックとはイギリス製の粉末の麦芽飲料の事で、香港の茶餐廳では定番の飲み物となっています。日本でお馴染みなネスレのミロも、これらと同じものになります。このオバルチンとホーリックですが、実は数年前まではよく知りませんでした。茶餐廳などに行った時に麦芽の飲み物を飲んだりしていましたが、意識してこれらの製品を見ていなかったので、きっと地元の維他の製品なのかな?というくらいにしか認識していませんでした。しばらく前に茶餐廳の事を特集した本が出版され、読んでいた時に初めて詳しい存在を知ったので、香港好きとしてはとても悔しい思いでした。無くなり次第、販売終了との事ですから、何とか飲みに行きたいと思っています。(K)
2008年02月29日
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昨日2月26日、ジャッキー・チェンの父親である房道龍(陳志平)さんが、前立腺がんのため93歳で亡くなりました。ジャッキーは『新宿事件』の撮影で中国の吉林省に滞在していたために最期に立ち会えなかったとの事ですが、ジャッキーの息子ジェイシー・チェンと妻のジョアン・リン(リン・ファンシャオ)の二人に看取られて息を引き取ったそうです。ジャッキーの父親は、ジャッキーが第一線で活躍するようになってからは撮影現場にジャッキーがよく呼んでいたので結構顔を出していましたし、いつも帽子をかぶってパイプを咥えている風貌が有名な方でもありました。『サンダーアーム龍兄虎弟』の撮影で頭骸骨骨折の大怪我をした時にも、旧ユーゴスラビアに同行していて撮影現場にいた事が映画のエンディングの映像でも窺えます。よくジャッキーの生い立ちが紹介されている時には、中国の内戦を避けるために夫婦で香港にやって来て、フランス領事館で住み込みでコックとして働いていてジャッキーが生まれ、ジャッキーが幼少の頃に領事が帰国してしまうとの事でオーストラリアのアメリカ領事館での働き口を見つけたため、ジャッキーを中国戯劇学院に一人だけ預けて夫婦でオーストラリアに渡ったと言われていました。しかし、2005年にメイベル・チャン監督の『失われた龍の系譜』という映画が公開され、2002年にジャッキーの母親の陳月榮さんが亡くなる少し前までジャッキー本人にも明かしていなかったという事実が公表されました。ジャッキーが一人っ子だとされていたのが両親とも再婚であったためにそれぞれに二人の子供がいる事や、戦争時には国民党のスパイとして活動していたため、香港に渡った時に名前を改名していた事などが本編で語られています。映画の中では唸ってしまう部分もあったのですが、中国が激動していた中を生き抜いてきたので大変な苦労をされた事と思います。ご冥福をお祈りします。(K)
2008年02月27日
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