それから9年。 今から2年前。
セルパン「カナメ! ゆくぞ」
カナメ「ちょっと待てよ! 早いって」
カラカサ「フフ。 そんな急がなくてもいいだろう」
モメン「気をつけて行ってらっしゃい」
セルパン「うむ。 母上、父上行ってくる」
カナメ「じゃあ行ってくる」
・・・
モメン「セルパンもすっかり家族の一員ね。
言葉遣いは・・・ちょっと昔から変わってたのがさらに変わったけど」
カラカサ「嬉しい事じゃないか。 フフ」
モメン「そうね」
ピンポーン。
モメン「誰かしら?」
?「邪魔するぞ」
モメン「どなた?」
?(ふふ。 これが "孤独なる心魔~ソリテュード・ウティ" か。 そしてあの アンテナ )
・・・
カナメ「ちゃんといるかな? あの人」
セルパン「どうじゃろうな。 それにしても初めて見たときは驚いたものじゃ」
カナメ「だよな! 急にいるんだもんな」
2人は先日、森の中で出会った1人の男を探していた。
・・・
1日前。 森の中。
カナメ「今日は何すっかな~」
セルパン「修行なんてどうじゃ?」
カナメ「セルパンはいつもそればっかだろ? 修行なんてして何になるんだよ」
セルパン「う~む。 鍛えておいて損はないぞ」
カナメ「1人でどうぞ。 ん? 誰だ? あれ」
セルパン「ん? 男?・・・のようじゃな」
カナメ「お~い。 おじさん。 こんな所で何してるんだ? ていうか誰だ?」
?のオジサン「お~人がいたか。 丁度いい。 ここらに研究所があるはずなんだが知らんか?」
セルパン「研究所?」
カナメ「そんな物あるか?」
?のオジサン「おかしいな~確かこの辺りだと思うんだが・・・
それにこんな森もあったか? あの アンテ
ナはあるって言うのに」
カナメ「ん? おじさん、 この島のあの巨大なアンテナ について何か知ってるのか?」
?のおじさん「あれについては何も話したくはない!」
カナメ「そ、そんな怒鳴って何かあるのか? それにこの森は何年も前からあるぞ」
?のオジサン「はて?」
セルパン「・・・ボケたのか?」
?のオジサン「いや! 俺はボケて等いないぞ」
カナメ「まぁいいや。 俺達も一緒に探してやるよ。 なぁセルパン」
セルパン「うむ」
?のオジサン「ありがたい。 宜しく頼む。
俺の名前は ウカラティ
。 親しいものからはこう呼ばれる。 ウティ
と」
セルパン「ウティ? 最近、浸透してきた道具と同じじゃな」
ウカラティ「何? 浸透? ・・・複雑な気分だな」
セルパン(複雑?)
カナメ「丁度、暇を持て余していたとこだし」
セルパン「うむ。 ゆくか」
ウカラティ「ああ」
それから数時間。
研究所と思えそうな建物を2人は案内したがどれもそうではないらしい。
カナメ「大分、陽が暮れて来たな」
セルパン「そうじゃな」
ウカラティ「今日はもう遅い。 2人は帰るといい」
カナメ「何だよ。 ここまで来たら一緒に探すって」
ウカラティ「そうか。 ではまた明日、俺らが出会った森の中で待ち合わせをしようか?」
カナメ「明日か~分かった。 じゃあまた明日」
セルパン「家などは大丈夫か?」
ウカラティ「心配はいらない。 お前達こそ気をつけてな」
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
PR
カレンダー