2010年01月17日
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カテゴリ: 今日のテレビ映画
1928年に実際に起こった事件をもとに、アンジェリーナ・ジョリーを主役に迎えてのシリアスなドラマである。

冒頭から、色彩を抑えた落ち着いた映像で物語をつむいできます。

宣伝フィルムにも使われた、行方不明になった子供が警察の捜査で発見され、母親であるクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)に引き合わされるシーンまでを静かに描いていき、その後は当時の世相を映し出すべく、警察の堕落したずさんな捜査の様子や、腐敗した幹部連中の信じられない対応が次々と描かれていくのです。

派手なアクションまでこなすアンジェリーナ・ジョリーの芯の強い女性像がなんとも圧倒的な迫力で迫ってきて、時代に合わせた派手な口紅とあせた衣装、そして地味すぎるほどな化粧がこのドラマの重厚さをさらに倍増させてきます。

この何作かのイーストウッド作品らしく、非常に平坦なストーリー展開で見せてくるのですが、その底辺に潜む社会テーマが非常に見事に映し出されているといえますね。





クリント・イーストウッド関連

グラン・トリノ


硫黄島からの手紙


許されざる者





チェンジリング

WOWWOWpm8:00




製作国アメリカ
製作年月日2008年
公開年月日2009/02/20
スタッフ
監督 クリント・イーストウッド
脚本 J・マイケル・ストラジンスキー
撮影監督 トム・スターン
音楽 クリント・イーストウッド
出演
アンジェリーナ・ジョリー
ガトリン・グリフィス
ジョン・マルコヴィッチ
コルム・フィオール
デヴォン・コンティ
ジェフリー・ドノヴァン



ストーリー
1928年、ロザンゼルス。クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)を抱えたシングルマザー。彼女は息子の成長だけを生きがいに、日々を送っていた。だがある日突然、ウォルターが自宅から姿を消す。警察に捜査を依頼するクリスティン。そして5ヵ月後。警察からウォルター発見の朗報が。だが、クリスティンの前に現れた少年はウォルターではなかった。・・・・





















byくらのすけ映画社









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最終更新日  2010年01月17日 08時08分21秒
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