2010年02月08日
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カテゴリ: 今日のテレビ映画
戦後しばらく、日本のあちこちに存在した歓楽街。売春が公営として運営されていた地域を舞台にやがてくる赤線防止法による時代の流れを背景に女たちの壮絶な生き様の物語が巨匠溝口健二監督、および芸達者な名女優たちによって描かれる「赤線地帯」

いわずとしれた名作であるが、そこに存在するのは時代の流ればかりではなく、人間として必死で生きていた時代の人々の息吹ではないでしょうか。

名カメラマン宮川一夫が映し出すなんともやるせない画面は溝口監督の鬼気迫る演出とともにこの作品の奥の深さを叙実に物語ってきます。その迫力に思わず画面にのめり込んでしまう私たちがいることも事実。それほど重厚な作品ですが、決して娯楽性を失っていない。だから名作なのです





赤線地帯

BSフジpm10:00




スタッフ
監督 溝口健二
脚本 成澤昌茂
撮影 宮川一夫
音楽 黛敏郎
出演
若尾文子
三益愛子
町田博子
京マチ子
木暮実千代
川上康子



ストーリー
特飲店「夢の里」には一人息子修一のために働くゆめ子、汚職で入獄した父の保釈金のために身を落したやすみ、失業の夫をもつ通い娼婦のハナエ、元黒人兵のオンリーだったミッキーなどがいた。国会には売春禁止法案が上提されていた・・・・




















byくらのすけ映画社









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最終更新日  2010年02月08日 06時42分19秒
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