モラルを忘れていませんか。自戒も込めて

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2008.12.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(10月20日のブログに反貧困大集会のリポートを書きました)


今朝の毎日新聞では、エコナビという特集で足立旬子記者が書かれている記事であるが、
まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」が日本で年間500万~900万トンあるのだと言う。どれくらいの量か予想がつかない。

農水省が8月に検討会を設置し対策に乗り出したとある。

こういうことも通知してもらえたから分かることだが、今回の場合、新聞を読み過ごしていたらわからなかったことでもある。こういうことが様々な意味を含んでいるのだろう。

お金を得る仕組みである仕事についても、ある教えを受け、覚え、使えるようになるわけであり、知らないとわからないということは、教育や出会いや機関内での出来事など様々なことを
含んでいる。

足立さんはこう結んでいる。「食料を大量に輸入しながら体調に廃棄している現状を変えていかなければなりません」



商売や流行も口コミということが基本になっている。

経済面では、居酒屋「和民」の渡辺美樹社長が、「和民」から出る食品ごみを全部堆肥にしようということなどの食品と堆肥のリサイクルの活動について書かれている。
森禎行記者の記事の最後に記者の質問から社長の回答で、こう結ばれている。
「社員約4000人と2万人超のアルバイトの意識を変える。アルバイトの一人は、『缶コーヒーの空き缶を捨てられなくなった』と話しています。店での約15種類の分別の成果で、一人ひとりの身近な意識の変化が、環境保全には重要です。」

社説にて、三木賢治解説委員が「視点未曾有2008」という特集で、
通り魔事件のことから、「苦境に陥り、社会に恨みがましい気持ちを抱いたとしても、心の栄養状態が良好なら、他人を攻撃しようとはしないはず」と書かれている。

どんな規範も刑罰も歯止めとはならず、人々の心の栄養を満たすことがなによりの予防であり、それについて、

「肝心なのはもちろん家族のきずなだが、離婚が増加し、モンスターペアレントに象徴される非常識な親が目立つ現状では家族の力を過信するのは禁物だ」と述べられているほど、危機的である。反省しなければならないところである。

「核家族化や終身雇用制の崩壊などが問題を一段と難しくしている面も見逃せない。」

「親類、地域、職域などとのネットワーク作りが喫緊の課題だ」

と言われている。こういう視点を基点にして、どうすれば予防できるかを多くで考えていかねばならない。みんなが考える側に回っている状態というのは、事件ゼロという状態であるということなのだ。


話があるが、雇用創出は意外なところから出てくるものではないかというヒントだと思う。
減らそうと思って壁になっているところに、実は増やすことで解決するヒントもあるのではないか。ワークシェアリングという考えもある。

「図解雑学 現代思想」小阪修平編(ナツメ社)を読んでいるが、

ソシュールの「人は言語の中で思考しているのではないか」というところでは、私は、そのことを仕事とお金とのリンクについて、関わらせて考えようとする癖があって、日常言語のほかに、外国語も、コンピューターを扱える機械言語も、加工することも言語のようなもので、
翻訳家とか、プログラマーとか、エンジニアとか、そういうことと、それらの技能は、簡単に言ってしまうと、勉強しなかったからなれた人となれない人に分かれるのだが、そのことが、


ハイデガーは、ナチスとの関係が取りざたされて悪い印象も与えられている哲学者だが、
この本にも書かれているように、その哲学はすごいことを言っていると私でも思うところが
多い。86ページから91ページのところは何度も読んでみたいところである。
自分自身の固有性を忘れている「ダス・マン」と呼ばれた視点とか、物への配慮、人への顧慮という、気遣いするのが人間とか、空海の」生まれ生まれ生まれ生まれて生のはじめに暗く 死に死に死に死んで死の終わりに冥し(くらし)」と言葉に通じるように思われる、生と死の間しか分からない人間のことを「未済」と読んだらしいということなど、90ページのタイトルである、「宿命の自覚と時間性の哲学」というところなど、ヒントが満載に思える。

分析哲学のところも特徴があるが、そういう視点の領域が多くなった人が増えているのかも
知れないと思うところがある。ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」というのは、
その言葉だけ聞くと、言葉や文章だけで事実は動かせないというような悲観的な話かというと
そうではないようである。言葉のやりとりそのものの事実の重視という意味あいだろうか。

サルトルは契約結婚のことなど、なんだかよくわからないところのある人なのだが、
物の物理的宿命性と違い想像することで現実を複数の行為に分けられるというような
「対自存在」であるのだというような考え方はヒントがあると思う。
ただ、人間の自由は必ずしも幸福ではなく、「人間は自由の刑に処せられている」という
考え方などは、今の日本が格差社会を生んでしまったり、完全なセーフティーネットが未だ
なされていないところへの大きなヒントを含むと思う。

状況へ進んで参加しようとする「アンガージュマン」と言われる考えと実践は反省すべき
ところだと思う。私自身が内向、非行動になりがちな人なので、愛憎あい持つような感覚を
味あわせてくれるところである。

ただ、長期ひきこもりの人などが、生き易い新しい社会を構築するためには、参加とは何か
行為とは何かという考え方の範囲を広めることも必要だと思う。
時流や運気の流れ、タイミング、チャンスなどもあると思うが、おとなしくしている時期も
実は大切なものを含むというような考え方や、消費が生産に自然に結びついているというような装置、それにベーシック・インカムが基盤にある社会なども、不安を持つ人に対しての
処方箋になると思うのだが。

今、多くの人が年金問題などの将来不安のために守備的な感じになっているが(守備も悪いことばかりではなく、スポーツでも守備はとても大切だが)、ベーシック・インカムなど、将来への設定された安心感を生む装置が、今も変化させる。ハイデガーの時間性の考え方にもヒントが隠れていると思う。

私が何かを知るということは、例えば本というすでにあるもの、誰かが作って置いたものと
遭遇、または再遭遇、再再遭遇することで、新たな考えや行為が生じる。

良い出会いを重ねて行きましょう。




































































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Last updated  2008.12.22 08:40:22


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