モラルを忘れていませんか。自戒も込めて

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2008.12.23
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カテゴリ: 本の紹介
(10月20日のブログに反貧困大集会のリポートを書きました)

<ベーシック・インカム実現を一日も早く願います。>

麻生太郎総理の「とてつもない日本」(新潮選書)は、2007年の6月に出版されて
いるが、それから1年半が経過し、それから著者は総理大臣になり3ヶ月が経過した。

人間は当事者になると、余裕のあった頃や理想を忘れてしまったりするものである。
むしろ、過去に書かれたテキストの中に、本人の基本となる思想が表されていることが
あるのではないだろうか。

私としては、出版すぐに読まなかっただけのことではあるが、言い繕っているだけだとしても、今、この本を読んでみると、麻生総理の潜在能力や資質が、今、総理大臣になったばかりで隠れてしまったというところもあるかも知れないし、麻生総理の資質を浮かび上がらせるヒントがこの本には入っているのではないかと思うのだが。



サラリーマンにも様々な職種があり、悪いと言っているわけではないという前置きがあり、

「サラリーマン意外の選択肢があまりないように見える社会には、魅力を感じることができないのではなか。いい会社に入るためには、どうしてもある程度の学歴が必要になる。ニートが増加する原因には、この辺りのことがあると思うのだが、どうだろうか。これからは、基礎をしっかり教えた後は、より多様化された選択肢があることが望ましいと思う。(略)数学はできるが英語は駄目、音楽はいいがスポーツは駄目など。それを無理に義務として一緒に高等教育する必要は全くない。」

現代思想の言葉で言えば、麻生総理は、多くの日本人の従来の考え方をしている人よりも
「同一性の思考」から抜け出す感覚を持っていた人なのではないかとも思える。

マスコミでは、テキスト解釈が横並びのようになってしまっていて、産業主義、市場主義の
枠内での解釈から捉えられるので、批判が多くなる資質の麻生総理だと思うが、だから、小泉路線がニートに対して、教育して社会参加を熱心にしたのに比べて、語弊に感じられてしまうかも知れないが、麻生総理はスローライフくらいに考えて、あまり強制しすぎなくても良いのではないかというセンスだと思う。

麻生総理が、漫画的にもう少し余裕のあるずらしたアイデアで行けば、多様化された社会と
いう発想が生じてこないだろうか。

「そもそも一緒に働きたいのは、高学歴者ではなくて、『気持ちのいい人』『波長の合う人』
である。だからこそ、人間として最低限必要なことは身につけさせなければいけない。そうしないと『専門バカ』のような人間ばかりになってしまいかねない。だから一方で躾などの基本を叩き込むべきだと考えるのだ。それに加えて、家庭での躾教育、社会教育で習う公共心、道徳心、倫理観は現行の学校教育以上に重大だと声を大にして言われたらいかがだろうか」

人によっては、勉強第一で、躾は次という考え方の人もいるだろうし、そういう人ならそういうように書くようになるだろうから、麻生総理の基本は、学問的な勉強よりも、躾というほうを重視したいタイプの人だと、このテキストからは言葉通りならば読める。



「子供に『いろんな生き方がある』と教えているのならば、大人も老人も、多様な生き方を示せばいいのである。」

と書かれている。トヨタの営業利益の激減の報道はあったが、トヨタのストックは一体
どれくらい残っているのだろう。織り機から車に変わったイノベーションは再び思考されるのだろうかなどの考え方は無いのだろうか。派遣切りをマスコミが報道しなかったら、大企業トップ層は、そんなに精神的負担なく、リストラしていたのかも知れない。

麻生総理が1年半前に書いていたような、企業だけでは無い多様性のある生き方のできる
社会という感覚を思い出して欲しいものである。


ところだった。

しかし、どんどん中流と位置づけられた人が給与が上がり、しかし価格も上がっていった時代に、少しずつ落とされていった人たちの悲哀があったのではないかということや、いや、多くの人が数字としては上がっていったのだから、それこそ高度経済成長でいけいけどんどんの時代だったのかなと、これは60代の人たちによく話しを聞くべきだと思う。

しかし、今はもっと本が書かれた時より、異常事態になってしまって、格差より貧困という、
今日明日が、生命の危機まで感じられてしまう人が増えてしまっているらしいという、(らしいと書くと、ふざけるな、そうなってると思われるだろうし、報道されていることだが、
自分の周囲と報道されている大きな視点とは、違っていて、例えば、多くのテレビに出る人は
実際に会ったことが無いが、会ったことがあるように錯覚してしまう。だから、自分の目で
なかなか東京へ行けなかったり、路宿している人を見ることが出来ない。だからテレビなどの
共通意識を与えたり、知れないことを広く通知してくれる機関と接触しない人にとっては、
そんなに危機感がよくわからない人もいるかも知れない。でも、それでも、そういう感じを受けたり、近くでリストラの話が出ると、その通りなんだなと思うということである。)

今は、格差以上のせっぱつまった状況を生じてしまっているが、
2007年6月までの麻生総理は、

「最低の生活水準保障や社会保障制度の整備、教育を含め幼児期における格差を小さくして、運・不運の影響を小さくするといったところが、」という格差対策の基本意見を述べられている。

四章の途中までだが、五章には地方について書かれていて、大事だと思うが、6章からは
外交の話みたいなので、私にとっては、なんだか遠いような話になっていくのではないかと思う。

元々語られていた、「同一性の思考」をずらすことのできる感覚で、
企業のピンチの時代も、多様化して生活できる方法を打ち立てて、
この大ピンチを乗り切って欲しい。

一方、民主の小沢代表は今、著書は出ていなかっただろうか。
出ていれば比べて見たい気もした。おちまさとさんが、対談した本が出ているというのは
わかっているが、検索したら他の本もわかるかも知れない。
しかし、ちょっと私のほうの余裕が無いかも知れない。時間とかいう意味ではなくて、
配慮という意味でである。もっと私の全ては偏見だとしても、偏見の中の守備範囲が
広かったら良かったのだが。

私は特定政党や特定政治家では無く、ベーシック・インカム公約のところを
応援して行く。

私の偏見が入ってしまっているが、このブログを偶然見て、なにか解釈が出たり、
また実際に本を読んで何か発想が出る人がいたら、ブログを書いて良かったと思う。

私としては、麻生総理はもっと奇策をどんどん出してくる人なのかなと思っていたが、
私が最初に感じていたイメージよりは、通常の路線のような感じが今日時点ではしている。

しかし、当事者はほんとにつらい状況だが、以前にも、10年も20年もホームレスに
なってしまった人はいたのに、今は、マスコミもそういうピンチの人をとても紹介して
くれている。10年、30年という長いスパンで見ても、この機会は、ホームレスに
なってしまいそうな人を助ける構造を生み出せるチャンスになっている。

麻生総理からのベーシック・インカム宣言が出たら、このブログも嬉しくて嬉しくて
どういう内容になるかというところだが、

漫画が好きでそういうストーリーに対するセンスを持っているはずの麻生総理に、
奇策を期待したいのだが。

今日の毎日新聞の「記者の目」は、政治部の高塚保記者が、定額給付金の撤回を今からでも
総理はせよという内容だが、そうではなく、上地雄輔さんが言ったように、「期限付きお金」にするとか、それこそベーシック・インカムにするとか、定額給付金の範疇で、追加されるアイデアを出して欲しいという内容で書かれていたら良かったのに残念なところだった。
もちろん、私は格段に高塚記者より、実態が見えていないわけだが、2兆円はあくまで定額給付金の範疇でも、奇跡を起こしてくれるという発想を持っても良いのではないかと思うのだが。「景気・雇用対策」としては、また別のお金が使われているのではないか。ここが独断
になってしまって独り言ブログの悪いところではあるが。

でも、たしかに1度限りの1人あたり12000円では、生活危機は脱せず、景気対策としての方法になる。だから「期限付きお金」といったり、エンデがゲゼルの考え方を紹介したところに行くのは道順が通っていると思うのだが、前にテレビで、景気対策なのか、保護対策なのかはっきりしていない。と言っていた人がいたが、高塚記者は、異常事態になってしまったのでもっとはっきり保護政策として2兆円を使って欲しいという提言なのだと思う。






































































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Last updated  2008.12.23 18:12:38
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