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「シャニダールの花」 2013年 日本映画 監督 石井岳龍 出演 綾野剛 黒木華 Yahooのおすすめ映画で観ました。 何故か女性の胸に咲く“シャニダール”と呼ばれる花、その花弁の成分から新薬を開発しようとする製薬会社は、女性たちに高額の契約金を支払い、研究所の施設で栽培しています。 製薬会社でシャニダールの研究をつづける植物学者の大瀧賢治(綾野剛)は、新たに赴任してきたセラピストの美月響子(黒木華)と出会います。 提供者のひとり田村ユリエは、大滝に好意を寄せていますが、大滝と響子の親密さに心を痛め、花の成長は思わしくありません。 菊島ミクは花が思うように成長せず、ノイローゼ気味でした。 新たに花のつぼみが見つかった少女立花ハルカは、人見知りなため、不安を抱えながら入所してきますが、響子とともに絵を描くことで次第に打ち解け、花は順調に成長していきます。 そんな中、響子の胸にシャニダールの芽が出てきます。謎の多い花の研究に疑問を感じ始めてきた大滝は、花が咲かないうちに切除したほうがよいと響子に伝えますが、響子は、花を咲かせて種が得られるまで育てたいと言います。 不思議なお話でした。 シャニダールの花はどこから来るのか、なぜ若い女性にしか咲かないのか、なぜ芽から直接花になるのか、なぜ女性の心の動きに花の成長が左右されるのか、花の芽生えた女性をどうやって見つけてくるのか、最新式の施設や膨大な研究費、女性たちに支払う超高額な契約金など、その膨大な資金はどこから来るのか、などなど、どんどん疑問が頭に浮かんできます。 観続けていくとその疑問が次々と解決されていくのだろうかと、淡々とスローテンポで流れる静かな時間に耐え、時々挿入される、意味不明なカットにも耐え、響子の胸に花が芽生えたり、研究所がダメになったり、予想通りな展開に納得しながら、最後まで観終え、「えっ、これで終わり????」と、多くの疑問が解決しないまま迎えてしまった、意味のよくわからないエンディングに、頭の中が?で満タンなままでした。 結局、意味や結末は自分で考えな的な、よく言えば芸術作品的な、風呂敷を広げ過ぎて収集がつけられなかった的な、なんとなく自然環境を破壊し続ける人類に対しての警告的なテーマを匂わせながら消化しきれなかった的な、不思議な作品でした。 まあ、最近僕のお気に入り女優の仲間入りしてきて、大河ドラマ「真田丸」では、結構早いうちにいなくなってしまった(真田源二郎信繁の最初の正室梅が早々に亡くなってしまうのは史実だからしょうがないんだけどね。)ので、非常に残念に思っていた黒木華ちゃんの魅力を十分に堪能できたので、僕的にはある意味満足できた作品でしたが、もっとお話を吟味してから作品を作ってほしかったなあ、と思ってしまいました。
2017.01.31
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「CHLOE / クロエ」 Chloe 2009年 アメリカ映画 監督 アトム・エゴヤン出演 アマンダ・セイフライド ジュリアン・ムーア リーアム・ニーソン あけましておめでとうございます。(もう1月も半ば、今更と思いますが、今年初めての投稿なので一応ね。) 2017年一発目の記事は、先日YOUTUBEで見つけて、これって、僕のお気に入り女優の1人、アマンダ・セイフライドが出てるやつだよなあ、と思い、どんな分野のものかも知らず、予備知識ほとんどなしで、つい観てしまった、この作品です。はっきり言って、お正月全く関係ないですが。 産婦人科医キャサリン(ジュリアン・ムーア)のは、大学教授の夫デヴィッド(リーアム・ニーソン)の誕生日のため、時間とお金をかけてサプライズ・パーティーの準備をしてきました。 当日、郊外の大きな自宅には多くの友人が集まり、主賓の帰りを待っていましたが、海外に出張していたデヴィッドは飛行機に乗り遅れ、深夜にならないと帰れないことがわかり、キャサリンの計画は台無しになってしまいました。 翌朝、帰宅していたデヴィッドの携帯をチェックしたキャサリンは、ツーショット写真付きの女子学生からのメールを見てしまいます。 夫の浮気を疑うキャサリンは、以前から医院の窓から見かけていて娼婦だと知っている女で、ホテルのトイレで偶然出会ったクロエ(アマンダ・セイフライド)に、夫を誘惑してその結果を自分に報告するように依頼します。 結論から申しますと、非常に腹が立ちました。キャサリンのクロエに対する態度、そして最後の仕打ち(もちろんそれは秘密です。)にです。 大学教授の夫を持つ、産婦人科医のキャサリンです。どう考えてもお金持ちですね。そして、クロエは自らの体を売って暮らす娼婦です。 夫とセックスレスになって久しいキャサリンは、夫の浮気を疑っていました。それを確かめるべくキャサリンのとった対策は、夫に直接正すんじゃなく、娼婦に誘惑させてみるという策でした。 そして、クロエはクロエで、キャサリンと知り合ったのは実は偶然ではなく、ある思いを成就するためにわざと近づいてきたのです。その思いは、娼婦という身からは想像できない、非常に純粋な思いなのですが、でもある意味非常識な思いなので、簡単には成就できないものなのです。(どんな思いなのかは一応秘密にしておきましょう。勘のいい人は気が付いたかもしれませんが。) キャサリンは、自ら夫に働きかけることなく、娼婦なら金を払えば体を張ってくれるだろう、どうせ卑しい仕事をしているのだから、という、いかにも金持ち女が発想しそうな方法で、夫の浮気心を確かめようとするのです。そして、クロエの純粋な思いに気づくことなく、そのくせ、欲求不満が堪っていたかのような行為(どんな行為かは一応秘密にしておきましょう。)に及びながらも、彼女の思いには応えることなく、悲惨な結末(もちろん秘密。)を招いてしまいます。 キャサリンのいかにも金持ち女らしい身勝手さが、クロエのある意味純粋な思いを踏みにじっただけではなく、クロエにとって、あまりにも悲惨な結末を招いているのだなと思うと、アマンダはお気に入りでジュリアン・ムーアは全く自分の好きなタイプからかけ離れているという僕の嗜好は脇に置いておいても、非常に腹の立つお話だなあ、と思ったわけです。 ということで、非常に腹が立ったという形で、感情を動かされたという意味では、それなりの名作なのかなあと思われる、アマンダ・セイフライドと、ジュリアン・ムーアが体を張って頑張っている映画を今回は紹介しました。 いろいろ思わせぶりな秘密を匂わせているので、この作品、観たくなったんじゃない?アマンダが非常に色っぽくていいですよ。ジュリアンの方は別に見たくなかったけど。
2017.01.15
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