kurukuru*rin

2006年11月11日


4時ぐらいだったと思う。
私は雨が嫌いなので、何気なく「こんなすごい天気の日には産まないだろうな~」と思った。
その時、何となく水っぽい物が流れ出た感じがした。
「ん?」とは思ったものの、まだ眠かったし暗かったので、トイレに行って確認するのが億劫で、そのまま寝たのであった。

6時になり、授乳室に行く人達の物音で目覚めた。(大部屋に入院してました)
うつらうつらとして、6時半頃、意を決してトイレへと起き上がった。
トイレへ行く最中もやはり水っぽいものが流れ出て来た。
「破水???じゃないよな~・・・。」
くるりん の時は、微弱陣痛の末、水風船が破裂するような感じで破水したので、それが「破水」だと思っていた私。
ベッドに戻ると、ちょうど体温を計りに看護士さんが来たのでその旨を報告。
すると「すぐ内診しましょう」と、内診室へ促された。

内診すると子宮口が1センチ開いているとの事。
4時位に破水が始まったことを話したら「もっと早く教えて欲しかった」と言われてしまった(苦笑)
だって、これが「破水」とは思わなかったんだも~ん!

朝食後、もう一人同じ状況(胎児の心音異常)の妊婦さんと帝王切開に耐えられるかどうかの検査をしてまわった。(心電図、X線、血液検査等)
私は破水してるので、車椅子に乗せられ、端から見たら重病患者のよう・・・(^_^;)

ベッドに戻ると、何だかお腹が時々痛むようになった。
お腹をこわしたかな?と安気にしていたけど、何だか定期的に痛むので、時間を計ってみたら、これが何とも定期的に痛むでないの!7~8分毎。
看護士さんを呼んでNSTをつけてもらったら、見事な張り=陣痛でした。
もしかして今日中に産まれる?とは思ったものの、看護師さんは特に何も言ってくれないので、こちらとしても二人目というプレッシャーが邪魔して「もうすぐ産まれるんですか?」とは聞けなかった(笑)

張ってくると、産院で習ったソフロロジーの呼吸法でやり過ごしていたが、
気付けば結構痛くなってきた様子。
「早く伝えねば!」と思いつき(遅いよっ!)、慌ててナースコール。
「何か、結構痛いんですけど~・・・」と言った直後から、本当にかなり痛くなってきた。
すぐに看護士さんがやって来て、様子を見て「内診しましょう。分娩の用意も持ってね」と言われ、ようやく「う、産まれる~!!」と実感したのであった。

内診室への移動がかなりきつくて、休み休み歩いて行った。
内診してもらうと、既に子宮口は5センチ開いていたので、すぐに陣痛室へ移動。
陣痛室のベッドに横になろうとした瞬間、突然吐き気に襲われ、部屋の中にあった流しで嘔吐。
お腹が痛いのと、嘔吐の苦しみで、目からは涙、涙・・・。
看護士さんが「一人目の時、破水から出産までは?」と聞かれ、
「破水してからはすぐでした」と答えると、「今回も早いかもね。もう分娩室へ行こう!」と。
分娩室へ行くとすぐに分娩台へあがらされて、診てもらったらもう子宮口全開!!
分娩の準備が慌しくされ、「次に痛みが来たらいきんでね」と言われた。
まじ??? くるりん の時は、あんなにいきみ逃しで苦しかったのに、もういいの???って感じ。

分娩時の連絡先も提出してあったはずなのに、看護士さんが「どこに連絡すればいい?携帯持ってる?」とか聞いてきて、携帯電話を鞄から出してもらって陣痛の合間に自分でダイヤル先を出して、看護師さんに電話してもらったのでした(笑)
看護士さんもこの展開の速さにてんてこ舞いで「もうすぐ産まれます」って。「でも、もう間に合いません」って。(笑)

夫は休日出勤してたので、高速飛ばして戻ってきたけど、当然のことながら、着いた頃にはもう産まれてました!V(^O^)

4~5回のいきみで ころりん 2476gで誕生です!
へその緒は首・体にたすきがけのようにと、足に巻きついていて、
先生も「こんなに巻きついてるとは!小さいから出てこれたんだね。大きかったら帝王切開だったね」とおっしゃってました。
さらに先生は「やっぱり巻きついてたね。想像通りだったね!」とちょっと誇らしげ&嬉しそう。かなりマニアックな喜び方だと思う・・・(^_^;)

分娩所要時間は母子手帳には3時間51分と書かれたけど、実際お腹が張ってきたのは8時頃からなので、痛み出してからは3時間弱の超スピード出産。びっくり!びっくり!

誕生
出産直後、看護師さんが写メで撮ってくれました♪


ご対面
ご対面!この後、母乳を飲ませ(出てたのか?)カンガルーケア


でも、夕方糖水を飲ませたが受付けず、激しく嘔吐。
2500g以下の低体重で産まれたので、胃がまだ本調子じゃないらしい・・・。
そこで、NICUへ入ることになった・・・。

ぐったり
NICUへ運ばれるところ。ぐったりしてます・・・。


NICU
そして、こんな姿に・・・。鼻からチューブ入れられ、痛々しいです。


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