「遊び」と「学び」の交差点

「遊び」と「学び」の交差点

PR

×

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

アマテラスの暗号@ 自然数の本性1・2・3・4次元で計算できる)  大和言葉の[いろは詩]と[ひふみ詩]…
Maru@ Re:麻布中学入試問題「ドラえもんは生物か」-話題の問題とは?(02/08) ドラえもんは体内に原子炉(原子胃袋)を…
Maru@ Re:麻布中学入試問題「ドラえもんは生物か」-話題の問題とは?(02/08) ドラえもんは体内に原子炉(原子胃袋)を…
まさき@ Re:変わりゆく日本語-「消えゆく言葉」と「新しい言葉」(10/04) 答えは全て(ア)です。そうですか?

Archives

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月

Category

カテゴリ未分類

(1)

本

(12)

生活

(9)

言葉

(26)

対馬

(16)

釣り

(3)

家電

(4)

旅行

(1)

地域

(6)

教育

(27)

音楽

(1)

ニュース

(1)

Free Space










2015年01月06日
XML
カテゴリ: 言葉
続けて電子書籍の話題。 「安い」というメリット がある。

日本語の
池上彰著『日本語の「大疑問」2000年 講談社刊』
(楽天Koboで324円!)

hontoネットストア の年末年始セール?で324円!さらに半額クーポン利用で 164円で購入 。
→「 hontoネットストア 」はポイントを貯めることもできる上に、キャンペーンが頻繁にあって本の購入を楽しめる。

池上氏の豊富な知識と日本語行政を巡る隙のない調査によって、私たちが普段抱いている日本語の疑問が解消される本。但し、新たに別の問題意識も生じるが…。

さて、この本にある日本語の間違った使い方や言葉の混同によるおかしな言い方を使って、いくつか 「日本語テスト」 をしてみよう。
日本語の難しさがよく分かる。

問 次の使い方のどこがおかしいかを指摘して正しい使い方を答えよ。

1 私には役不足ではありますが、全力を尽くします。
2 ラジオで聞いた音楽は、とても耳ざわりが良かった。
3 あの人は前回失敗しているから、ここで汚名挽回といきたいところだ。
4 いやあ、きのうは体調をこわしちゃってねえ。
5 あの人は寸暇を惜しまずよく働いている。




1 「役不足」とは、その人の力量にとって、仕事=役の重みが不足している、という意味。自分に使うと、「その役が私には軽過ぎて物足りない」という印象を与える。ここは、「力不足」と言うべきところ。
2 「耳ざわり」は「耳障り」で、「聞くに差し障りがあり、不快なこと」に用いる。「耳ざわりが良い」は、おかしな言い方で、「手触り」や「肌触り」との混同による誤用が一般化した言い方だろう。
3 「汚名挽回」はおかしい。「一度失った汚名を取り戻す」ということになる。これは、「汚名返上」と「名誉挽回」という、意味が似た二つの言葉を混同して生れた言葉であろう。
4 通常「体調を崩す」または、「体をこわす」と言う。よく考えると「体調」はこわれるものではない。これも混同による誤用の例。
5 「寸暇」とは、ちょっとした暇、わずかな時間のこと。よって「寸暇を惜しまず」働くとは、わずかな暇を楽しんでいることになる。本来は「寸暇を惜しんで」と言うべきところを、「努力を惜しまず」「骨身を惜しまず」という似た言葉が混同されて一般化した言い方だろう。

このように、 混同や誤用が一般化していく例 はたくさんある。
「情けは人の為ならず」「気がおけない」「青田買い」など…。
日本語には誤用が一般化して、そのまま流通する例は多い。 こうなると、何が正しいのか時代によって変わることとなる。

先のような「日本語テスト」は、どれも正解となってしまう。

かくして、言葉、特に日本語は変化が激しいものであり、すぐに「今の言葉はおかしい」などと憤慨するのはいかがか、と思う。恐らく、池上氏もそう考えているのだろう。

何が「正しい」のかが危うい「日本語テスト」もまた面白いのではないか。

最後におまけ。


君の合格の朗報を期待して待つからね

選手たちは、炎天下のもと熱戦を繰り広げていました

新ゲーム機は、年内中には発売開始です

捺印を押してください

第三番目の人は誰ですか?

いやあ、ひどい被害をこうむってね


全て 「ダブり表現」 によっておかしな言い方となっている。

「期待して待つ」→「期待」に「待つ」の意味を含む
「炎天下のもと」→「下」と「もと」がダブり
「年内中」→「年内」で「中」の意味を含む

「第三番目」→「第」と「目」がダブり
「被害をこうむる」→「こうむる」は「被る」と書く

この辺りは初心者編。次は中級者向けか?

「悲喜こもごも」の正しい使い方、「喧々諤々(ケンケンガクガク)」は変?
「波紋を投げかける」は誤用で、プールに「入水」は自殺か?
など、よく考えるとおかしな言い方が紹介されている。



「遊び」ながら「学ぶ」良い教材 と言える。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015年01月06日 19時14分35秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: