東日本大震災 石巻市南浜町 父母を亡くして

東日本大震災 石巻市南浜町 父母を亡くして

2017年02月15日
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2010年に、息子と母と三人で旅した奈良に、

今度は息子と二人で行ってきた。




東大寺の大仏殿の金色のツノも、
大きな大きな大仏さまも、

街の中を我が物顔に歩く鹿たちも、

春日大社も、
山焼きを終えたばかりの若草山も、

県庁屋上からの眺めも、

近鉄なら駅界隈の賑わいも、



みんなみんな、そのまんま。



人間にとっての5年と3ヶ月は、
街や、大仏さんや、鹿さんにとっては、
ほんの短いわずかな時間。


鹿さんの平均寿命はオスは15歳でメスは20歳だという。


それなら、

母と一緒に写真に写っている、
母が鹿せんべいをあげた鹿さんとも、


この旅でまた再会できていたのかもしれない。





旅を終えて帰宅して、
リビングにいつもおいてある、



母の嬉しそうな笑顔がいっぱいの写真がたくさん入ってる。


それを改めてみて、
とても驚いた。



そこにいる母の印象がぼやけているのだ。


「この人・・・・誰?」





いつも忘れたことなどない母なのに、


やはり、


記憶というものは知らないうちに薄らいでいくものなのだろうか・・・・・・。




かたりべとして、震災当時のことはこの2年何度も繰り返し話してきたから、
記憶は鮮明なのに、


そういえば、
その話している前後のことは、どんどん薄らいでいってしまっている。



私のお母さんは、どこに行ってしまったのだろう?











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Last updated  2017年02月15日 15時28分34秒
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