東日本大震災 石巻市南浜町 父母を亡くして

東日本大震災 石巻市南浜町 父母を亡くして

2017年02月25日
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昨年の11月に発見された遺骨が、
東日本大震災で行方不明だった人だと判明し、
家族のもとへ帰った、と伝えていた。



どんな小さなかけらだったのだろうか。

手渡されたそれは、
雑誌くらいの大きさの白い巾着布に入っていた。






4月の小学生になるはずだった女の子のお母さんが、
こんな風にブログで言ってたことがある。



元気で笑顔で生きて戻ってきてくれなければ意味がない。」


と。





私は、自分のこの手でこの目でこの足で、
母も父も見つけた。



同い年くらいの母を持つ近所に住む人が、


「見つかっただけ良いだろう。
見つからないということは、気持ちの整理ができない。」


といったような言葉を向けてきたことがある。



いや、行方不明も、遺体が見つかるのも、そう変わりはないんだよ。


そして、
その人も、私も、帰る場所がもうなくなってしまったのは同じこと。



写真や模型を見せても、



あの場所に「暮らし」があったことを、
相手に伝えきることはできない。




じゃあ、何のために伝えるのだろう?

何のために伝え続けるのだろう?







と言われても、



「いつまで悲劇のヒロインぶっているのだ」


と言われても、


そもそもそんなつもりは微塵もなく、
ただ、あったことをありのままに伝えていることは、



自分の感情の垂れ流しでしかないのだろうか?



帰りたい、

でも、帰れない。

帰る場所がないから。











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Last updated  2017年02月28日 21時04分31秒
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