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2005.11.18
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カテゴリ: 推理 / 迷宮
<<第一回へ  【ミステリ遍歴】~第二回  第三回へ>>
週一回が基本のつもりですが、ちょっと早めにミステリー遍歴シリーズ(?)の第二回をば。今回は斎藤栄『奥の細道殺人事件』の紹介です。(前回の『写楽殺人事件』とどちらを先に購入したのか考えてたんですが、どうやらこちらが先で間違いがない気がしてきました。)

江戸川乱歩賞全集(6) 藤栄氏は、前回の高橋克彦氏とは異なる純然たるミステリー作家であり、また非常に多作な方で、JR駅のキオスク辺りで文庫本を物色したような経験をお持ちの皆様なら、必ずその名を目にしているであろう作家のお一人です。1966年には(Vixivの生まれるより前の話ですよw)、『殺人の棋譜』という作品で乱歩賞を受けていらっしゃいます。(乱歩賞全集(6)→に収録)


【奥の細道殺人事件】
の作品も歴史のミステリーと、現代社会を舞台とするミステリーとが融合されたストーリー(※)で、松尾芭蕉の「奥の細道」がメインの題材となっており、その歴史の謎と、現代におきた、歴史とは一見何の関係も無い(そうだったと思う。記憶が不確か…)事件の真相とが共に解き明かされていく訳ですが、上梓された当時の大きな社会問題とも絡められた展開の中、そのラストには、ある意味ではミステリーのタブーとでも言われるような逆転劇が待っています。(写楽~と記憶が混ざってそうで怖いんですねwww)

奥の細道殺人事件文庫版352ページ表紙写真 語中の、歴史に関する仮説設定の興味深さや展開の妙もさることながら、ミステリーに何の免疫も無かった当時の僕はそれこそ、切なさの残るこのラストにやられてしまい、以来新幹線に乗るたび、書店に入るたびに文庫本を中心に本を物色する癖がついてしまいました。

かげで【リング】や【パラサイト・イブ】などのブーム到来のころにはホラー作品に浮気してハードカバーで読み漁りましたし、同時期に通販が普及してからは舞い戻ってミステリー読書に拍車がかかり、本棚の一段を斎藤栄【タロット日美子】シリーズが占拠しています。

なみに、例のごとくこの本も紛失してしまっている(14日の日記参照)のですが、楽天ブックスでも在庫無しで、かつ表紙写真さえもない状態でして、古本を期待するしかないので、フリマで物色してみることにします。

※(どうやらこの「奥の細道殺人事件」の読後感と同じ感覚を得られるタイトルを求めて、作家の違いも分からずに購入したのが、 前回紹介しました『写楽殺人事件』だった みたいです…。)

次回…藤原伊織 【テロリストのパラソル】




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Last updated  2005.12.29 11:29:12
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