Labyrinth of Time
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一応表向きには初ブログ、ということで、表題は「初ブログ。」にした。しかし、実際には初ブログではない。というのも今まで私はブログをやっていたからだ。では、何故今から新しくブログを始めるのか?このことを自分の中できちんと突き詰めておきたい。まず、今回のブログは今までのブログと縁を断ち切る、という意図がある。しかしこれは必ずしも、以前のブログで得た様々な人とのつながりを断ち切る、という意味ではないことに注意を払ってもらいたい。それを銘記した上で以下の文を読んで欲しい。そもそも前回のブログの開始は自分の書いた作品を公開する場が欲しい、ということに端を発していた。私の当時の趣味は文章、とりわけ小説を書くことであり、それを公開する場が欲しかった。現実世界の友達だけでなく、もっと大多数の人に読んで欲しかったのだ。それで周囲の友達の勧めもあり、始めたのだと記憶している。しかし実際小説も載せていたが、同時に黒歴史であり、自分の内面を赤裸々と綴った部活動の話や塾の話、やたらミーハーな作品語りも多かった。(注釈をつけると、これは今回このブログを改めて創設するにいたって昔のものを読み返し、想像以上にそうであったことが分かり、筆者自身驚いた。)こうなった原因は自分にも分かっている。それは周囲の友達にもそのブログのことを言っていたからだ。だから、共通の話題づくりとして少しでも知人の目を引くものを、と思い、記事を書いていた部分も大きかったのだろうと思う。あと、実際に精神的に辛い部分もあり、口では直接言わないが、みんなに自分がどう考えているのかを知って欲しかった、という部分もあったのだろう。とにかく言ってしまえば、作品の公開の場、ではなく、個人の日記を公に公開しているもの、になってしまっていた。しかし、これはある意味私の中でこのブログがそういう風に機能することを望んでいた部分もあってそうなったともいえるので、取り立てて不満に思うこともなかった。だが、年月を重ねるうちに、だんだんブログの方向性が変わってきた。というのも、高校時代、ブログをやっていることを誰にも話さなかったせいもあると思う。日常の喜びや不満をブログで吐き出す必要がなくなった私は、どちらかというと、「私」の意見としてではなく、不特定な「誰か」の意見として、ブログを読んでもらいたい、と思うようになってきたのだ。そう、その誰かはここでは「迥燈」というネームを持つ人物なわけだが、それが誰であるかを特定してほしくない、と思ったのだ。ある種、「私」という殻を脱ぎ捨て、不特定な人物である「迥燈」となることで、今まで書けなかったような本音をもっと率直に書けるのではないか、という気がしてきたのである。つまりいってしまえば、自分の中でのブログの中のスタンスが変わった、ということ。これに尽きる。だから、現実世界でつながっている人とはなるべく縁を切って不特定な存在になるために、前のブログを捨て、今のブログを始めることにした。だから今後、日常的な内容の話はこのブログでは避ける。日常的な内容ならば、mixiなど、友達の反応が返ってくるブログに書いたほうが反応があって楽しいし、実際そちらに書くべきものであると私が判断したからだ。こちらにはどちらかというと、作品を見てどう思ったか、あるいは自分はどういう風な作品を作りたいか、といったことや、自分が書いた作品自体を置くことにする。以上、長々と堅苦しいことを述べたが、あえて語調をこのような形にしたのは、以前のものと差異化を図るためである。同時に以前のように友人にブログを特定されないために語調を多少は変えた、というのもある。こんなブログだが、よければ今後ともお付き合い下さい。
2008年12月31日
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