この詩の原題は「Auld Lang Syne(Old long since)」です。和訳すれば、「昔以来、むかしむかし」といったニュアンスの題でしょうか。彼が29歳、1788年の作品だそうです。 ただ、スコットランドなど世界各地で歌われている原詩と全く違う歌詞が日本の「蛍の光」につけられています。これは明治の時代にこの歌を紹介した稲垣千頴氏がつけたものということです。かなり異なる詩ではありますが、これはこれで、こちらも後世まで残る名曲ではないでしょうか。 ちなみに、この「蛍の光」、お隣の韓国の国歌の元曲である事実はあまり知られていないようです。