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2015年11月14日
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カテゴリ: 2015年
 わが家の動物達の地位の頂点にあったぽう猫が、この世を去っていった。

DSC01219 (1).JPG

用事で横浜に行っていたのだが、早々に切り上げて帰ってきた。

ほんの数日なのに、ぽう猫は、私か行ったときよりさらに痩せて、ガリガリになっていた。

食べ物はほとんど喉を通らない様子なので、クリーム状のフードを指につけて

舐めさせてやった。それを弱々しく舐めたけれど、すぐに「もういらない」 となった。

するとぽう猫が私に話しかけてきた。


ぽう猫  「この家に永年お仕えしてまいりましたが、お暇を頂戴いたしますよ。

      黒猫セバスチャンは成長し、このお家の猫の守りは彼に任せて十分です。

      今までありがとうございました。せめて最後に、姫様方に会いたかったですが



・・・  連中は喧嘩して別々に、離れてくらしているんだ。


ぽう猫  「争うこと、闘うことは生きていくのに必要なことですが、仲違いは

     宜しくありませんな。できれば私がお諌め申し上げたかったですが・・・」


・・・  連中は、キミのいうことになんか、耳を貸さないだろう。


ぽう猫  「ですよね。それでも私はこのお家の皆さんが、穏やかに私の周りをとりかこんで

     くださるのが好きでした。」


・・・  ぽう猫、苦しいの?


ぽう猫  「苦しいですが、これは、私のために必要なことなのです。」


 私は、ぽう猫の体を撫でていた。涙が溢れてしかたなかった。何をしても

ぽう猫の苦しみを完全にとりのぞいてやることはできないのはわかっていた。

これは自然の摂理なのだから、止めることもできないのもわかっていた。




     また会えますよ。どうか、奥方様のお望みが叶いすように。このお家に

     幸いがありますように。それではよっこらしょっと・・・

     まだ自分でやることがありますから。」

 ぽう猫はふらふらと立ち上がり、浴室の方に歩いて行った。最後の最後まで、

彼は行きたいところには自分で行っていた。そういえば、彼がここに来たのも



ひどく鳴いてドアを叩き、私を起こしに来た。行ってみるとぽう猫はいつもの食事場所に

横たわっていた。まだ生きていたが弱々しく、座ろうとしたができなかった。

私は彼の、この家に来たとき以来のお気に入りだったかごにいれてやった。

食べられないとは分かっていても、フードを指につけてやったが口を開けることさえ

しなかった。そして数時間後、そのかごから出ることもなく、ぽう猫はこの世を去った。

DSC01223.jpgぽう猫も一緒.jpg

 四匹のわが家のペットが写ってる写真はあまりない。ぽう猫が気難しかったからだ。

明日、ぽう猫はわが家の小さな桜の樹の下に埋葬される。そこにはなっちゃんもいる。

 私たち家族がこの家にいるかぎり、小さな桜は毎年、花を咲かせるだろう。


 ぽう猫よ、ありがとう・・・










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最終更新日  2015年11月14日 18時40分04秒
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Re:ぽう猫、この世を去る(11/14)  
Blondee-Kim  さん
遅ればせながら ぽうちゃまのご冥福をお祈りいたします アーメン

Re[1]:ぽう猫、この世を去る(11/14)  
Laurelin  さん
Blondee-Kimさん  ありがとうございます。

ぽーちゃんの私物を整理しようとしたけど、ほとんどないんです。カドラー一個くらいで・・・生涯無一物!
それでいてあの存在感、そして死後全く気配がない・・・
ほんとにたいしたやつだったんですね。

>遅ればせながら ぽうちゃまのご冥福をお祈りいたします アーメン

-----
(2015年11月21日 18時26分49秒)

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