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2016.06.20
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カテゴリ: 弁護士雑感
99.9が終わっちゃいましたね。
なぁんか続編を匂わす終わり方ではありましたが・・・

しばらく更新が空いてしまったのは、私も当番で刑事弁護しなくてはいけなくなり、中々そっちに時間をとられてしまっていたためです^^;

刑事弁護には大きく分けて国選弁護・私選弁護の二種類があります。

99.9で扱われてたのは私選ですね。
班目所長が

「次の依頼」

といって事件を持ってきますから。被疑者やその家族「依頼」されるのが私選弁護です。
この場合結構高額な費用が掛かることになります。


最終的には国が費用を立て替えることもあります。
国→法テラス→弁護士
の流れで事件の依頼が来る、というのが国選弁護です。

この場合、あくまで国のお金で弁護士は業務を行います。なので、弁護士的にみると、大きな収入にはなりません。
お小遣い程度・・・といったところでしょうか。
多くの弁護士はボーナスがないので、その代わり・・・といった感覚ですかね、金銭的には。

業務量は結構なものになりますが。

弁護人になると、ドラマでも言ってましたが「被疑者(被告人)の利益」を最優先に弁護活動を行います。
色々な書類や証拠を集めたり・・・

99.9が最後若干ゆがんだ表現をしていた気がするのは、有罪率の説明です。

確かに日本の刑事裁判の有罪率は99.9%とも言われています。

ドラマのような威圧的な取り調べなどがないとはいいませんが、ほとんどない、というのが実態です。

あと、弁護人になると事務所への電話が急増します笑

アクリル板越しでも話したい人が多いらしくやたら警察署の留置場係の方から

「●●さんが接見希望です」

という電話が鳴るのです。


某先生なんかは

「ちょっともったいぶるくらいでいい。弁護人は友達じゃないんだから」

というようなこともおっしゃってました。

またもとりとめのない話になってしまった・・・

公務員試験の受験生のみなさん、お疲れ様でしたー





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最終更新日  2016.06.20 15:32:25
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