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...なぜですかね(笑)
私が考えた意見ではないが、たまたまツイッターのリンク先で読んだ池田信夫氏の(かなり前の作と思われる)文章を読んで、拍手してしまった。
無断引用になってはいけないので、詳しくは最後のリンク先の1頁をご参照いただきたい。
簡単に要旨を記すと、タイトルに記した「原因」は、サービスより中身にある。品揃えが貧弱なのに値段は普通の大型店と変わらない。日本の流通業界全体が暗黙のカルテルになっている。
池田氏の文章には普段、首を傾げることが多く、実際にお目にかかっても私と意見が会うことはほとんどないと思うが(偉い人に偉そうな言い方してスミマセン)、この一節にはピンときた。あるアングルからみれば非常に正しい。正鵠を射ている。
以前買ったキヤノンのデジタル一眼カメラは、カカクコムで探せばヨドバシで7万円台のものが5万円台になったりしたので、「日本の流通業界全体が暗黙のカルテルになっている」とは思いません。
このあと私が何をいいたいか、このブログの読者の方なら理解していただけると思う。
普通の商品なのに、飢餓感をあおって価格を吊り上げても、まともな客なら2度はだまされない。
1年間に36単位しか入荷しない商品があるとして、それしか割り当てがないのか、卸がそれしか持ってこなかったのかでは、大きく違う。
レア物だから抱き合わせで購入しろ、といわれたところで、それ自体の使用価値、つまり「消費してみて満足か」という点の確認が終われば、こいつは不要という商品も出てくる。ここの見極めのできない人だけ、無駄金を使い続けることになる。
世の中に飢餓感をあおるメディアが数多くある商材って、本当は不要なんじゃないの?マンガ、季刊書籍、ショップのメールマガジンとか。
試して買うことが難しい商品で、無料で試す機会を客に与えるリアル店舗や、自分が実験台となりテキストで感動を伝える努力をするオンライン店舗は、正しい姿勢で勝負をしていると思う。
<要約のようなもの>
・試飲させる店は顧客本位のあるべき姿の店である。東急はセールの前の週までに試飲機会を提供するべきだ。
・楽天はまず、客が欲しくもないイラン商品ばかり並べているという事実をまず理解するべきだ。
・店を利用しよう。店の使い捨てにはなるまい。
・「今年は決算が厳しい」といっている店は、まず高くて売れない商品の価格を下げるべきだ。伊勢丹より高く同じものを売っているオンラインショップは特に。
...。「どこが要約だ」という突っ込みはなしで。
池田氏の著作PDF
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/200.pdf