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ナイトジェットはオーストリア国鉄OEBBが運行する夜行列車。いす席、ベッド、個室ベッドなどが選べる。ワインやスーツケースを抱えて単身で旅行していたので、少し値段が高くても個室を使いたかった。
ただ、乗車券分はレイルパスを使い、個室指定に関わる料金だけを払おうとしても、ウェブサイトの仕様により不可能だった(事情に詳しい鉄チャンのブログを読むと、数年前までは可能だったらしい)。
列車が発着するドイツの駅の切符売り場に行けば、個室代のみの支払いは可能なようだが、個室は人気があるため当日の予約取得は難しそうとの評判だった。やむを得ず、ネットで乗車券分も含めて料金を支払い、PDFのコピーを持って乗車した。
海外の夜行列車は初経験だ。
乗車すると運行会社OEBBのロゴが入ったノベルティ(スリッパとか)やウェルカムドリンクのプロセッコがもらえた。スマホの充電も可能だ。室内には洗面所兼用の専用シャワーもある。発車間際にさっとシャワーを利用しベッドに戻り、パジャマを着て窓のブラインドを開けたところ、郊外駅のホームで帰宅する途中の男性と目が合った。



朝ごはんのパンやチーズなどはある程度の範囲から選ぶことが可能。夜、車掌さんに紙を渡すと、朝起こしにきてくれる時に一緒に持ってきてくれると聞いていた。しかし、実際はミュンヘンで乗車してすぐに、この車両を担当する女性車掌さん(若くてかわいい)がすぐやってきて「朝ごはんを選んで。今すぐ選んで」という感じで、その場で注文用紙の選択肢にマークをさせられた。ドイツ語のメニューは全く理解できず、彼女のお勧めを少しずらして適当に頼んだ。水気のないパンが2つ届いた。
夜にちゃんと眠ることができるか心配していたが杞憂だった。むしろそれまで泊まったホテルより快適なくらいだった。列車の揺れが、ゆりかごのように心地よかったためだ。朝7時過ぎにハノーファー駅に到着した。