「ねぇ?晩御飯作ってくれない?」と言ってきた。
歳も歳なのでキッチンに立つのも億劫になるらしく...時間が許すときは私が夕食を作る。
近くのスーパーの広告に目をやると手羽先が安かったのでから揚げでもしようかと。
サイドメニューはカボチャとパプリカ、ピーマンをオリーブオイルでソテーしたのに
フライドオニオンを散らしてオリジナルの醤油ベースの玉葱ドレッシングをかけたもの。
それにきのこの汁物。
食事をするときは父も母も美味しかろうが不味かろうが何も言わずに黙々と食べる。
今日も美味しいんだか美味しくないのか黙々と食べている。
まったく・・・作り甲斐がない人たちである。
彼の家でも料理はするけれど彼はモリモリ食べるし大袈裟なくらい「美味しい!」
と褒めてくれるのでそれとは真逆の家族の寡黙な様に
余計に「作り甲斐が無い人達だねぇ~...」と思いつつ食事をする。
美味しければ「美味しかった」と言えばいいし味付けに問題があるなら
薄い、とか濃い...とか言ってくれればいいのにさ。
食事が終わって珍しく父が料理のことについて尋ねてきた。
「オイ、あのカボチャの炒め物の上に乗っかってた赤い粒々は何だ?」
私はレッドペッパーが好きなのでよくサラダなどにトッピング
するのだけれど父はそれがレッドペッパーという香辛料だと知らなかった。
私が「あれはレッドペッパーっていうのよ。お店で取り扱ってないとこが
多いからネットでお菓子の材料とか買うときについでに買ってるの。」
と言うと
「ふ~ん・・・。
赤い粒々したの、ちょっとピリッとしてなかなか美味しいな。」
と一言...。
おいおい。褒めるとこ、そこかい?(笑)
焼き菓子が美味しい季節になった。柚子をいれて焼いたカトルカール。
パサパサしたのは苦手なので焼きあがりにコアントローをたっぷり
塗って落ち着かせる。まだ暑いのでアールグレイは冷たいのを。
叔父の意識が戻ったと先日連絡がありほんの少し...安心した。
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