職人の技

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2005年06月02日
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カテゴリ: 清酒と肴
もう随分と前になる。今でも珍しいが、以前(10年位前)は、まったくなかったと言っても過言ではない、全国新酒鑑評会に、純米大吟醸を出品し、金賞受賞したお酒があった。
しかも、三年寝かしてからの発売であった。本当に酒に詳しい方からの紹介で、正月用に買い求めた。今でも、思い出す。上立ち香はごくごく控えめ、口にすると、スーッと流れ込むように口中に広がり、米の旨みが、三年の熟成を重ねた練れた旨みを感じる。含み香に吟香があることを感じさせながらも、しつこいほどの香りはなく、何とも品のある、落ち着いた香り。十分に食中酒になる大吟醸(出品酒)であった。
奥川 俊右衛門さんの透明感のある白磁の徳利と盃がふさわしい酒だった。

紹介してくれた知人は燗を薦めた。三年間の氷点下の熟成は、清酒、米の力を引き出す。燗をつけると、練れた旨みが、眠りから覚めたかの如く、広がる。大吟醸としては存在感は控えめ、しかしながら、料理を引き立てる美酒であった。

JALにも使われている「梵」だった。

梵 特撰 純米大吟醸 1800ml





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最終更新日  2005年06月02日 17時31分00秒
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