家族留学奮闘記
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いよいよ米国大統領選挙の開票日を前に米国内は熱気に包まれている。テレビをつけても大統領選挙報道、ネットでも出てくるCMは大統領選挙に関するものばかりだ。アメリカの大統領選挙はネットやテレビを使ったキャンペーンが日本よりもずっと盛んに行われている印象がある。(これだけ大量の広告を流したら莫大な選挙費用が必要になるのも理解できる。)キャンパス内を歩いても”Did you register to vote?(投票の登録は済みましたか)”としつこく聞かれる。自分は米国の大学院で学んでいる一大学院生の身であり、選挙権も有していないのでどこか盛り上がっているお祭りをどこか遠くから座って見ているような感覚で状況を静観している。特に私がいるペンシルベニア州はswing stateと呼ばれ共和党支持層と民主党支持層が拮抗している州で知られる。選挙人の数が20人と拮抗している州の中でも多いペンシルバニア州はまさに今回の選挙を左右する激戦地なのだ。昨晩はカマラ氏とトランプ氏の両候補者がペンシルバニアで投票日前の最終スピーチをした。カマラ氏に至ってはフィラデルフィア美術館前でKaty Perryのライブパフォーマンスとあわせて演説を行ったらしい。学期の真っ只中で全く足を運ぶ余裕はなかったが、フィラデルフィア美術館周辺は綺麗に民主党カラーである青のライトで染まっていた。米国史の中でも拮抗しているとされている大統領選挙を間近で見られることは幸せなことだ。最後に微笑む候補者はどちらなのか見届けたいと思う。授業、最終論文に加えて学内のアルバイトの仕事も並行してやっているため平日は時々呼吸をしているのを忘れるほど慌ただしい。日々「生活している」といういうより「生き延びている」と表現した方が適切なのかもしれない。少し息が浅くなった時に意識的に深呼吸をするように心がけている。焦っても物事はうまくいくはずがない。確固たる根拠はどこにもないが、「大丈夫、最後にはどうにかなるんだよ」と自分に言い聞かせている。さぁ、最後のラストスパートを全力で駆け抜こう。ここからが正念場である。特に書く内容もないのだが、2024年11月5日、選挙当日にアメリカにいた証拠を残しておこうと思う。写真:秋が深まるキャンパス。紅葉が非常に美しい。それでは今日も良い1日を。きたろう
2024.11.06
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